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Raspberry Pi 4 Model B用アーマー金属ケース(ファン付き)を買ってみた

time 2020/04/26

Raspberry Pi 4 Model B用アーマー金属ケース(ファン付き)を買ってみた

以前、Raspberry Pi(ラズベリーパイ) 4 Bを購入したのですが、結構熱を持ちそうな印象があったので、冷却用のヒートシンク付きケースを購入してみました!

購入した物

ちょっと商品名が長いですが、「Geekworm Raspberry Pi(ラズベリーパイ) 4 B 用アーマー金属ケース パッシブ冷却/シェル熱放散 ラズベリーパイ4 コンピュ ータモデルB適用 (アーマーケース(ファン付き))」という名前でした。

注文した時(2020年4月11日)は、ファン付きで2,099円だったので、値段・評価ともに「良い具合」の商品だったのですが、現在在庫がなくなったのかファン無しモデルしか売られていないようです。

ただ、他のメーカーも同じような商品を出しているので、そちらを使っても良いかも知れません。

中身

では早速開けて行こうと思います!

箱の中身はこのような感じになっていました。説明書と、プチプチに入った本体で構成されています。

こちらは説明書です。英語で書いていますが、写真もついているので取り付けには手間取らないと思います。

プチプチの中身はこのようになっていました。ケースの上下と、それを止めるためのネジ類が別の小袋に入っています。

こちらはメインのヒートシンクです。黒一色で形成されています。

裏側です。値段の割にはしっかりとした作りの印象を受けました。

画像をアップで見てみると、表面に細かな凹凸が見られました。多分、金属をマシニングセンタで削り出して作っているのだと思いますが、裏面部分には、エンドミルの切削面っぽい加工痕が見られました。若干ザラザラしている感はありますが、性能としては問題ないかと思います。

ファンの部分です。こちらは画像のように、ネジ止めされていないので簡単に取れます。

このファンと、本体の間はおおよそ1~2mmくらいの隙間ができます。かなり狭いですが、大きさを考えると丁度良いのかも知れません。

ファンを逆向きに仮止めしてみました。デフォルトでは上から吸引して、下のヒートシンクに風が流れるのですが、逆向きにもできるみたいです。特にする理由は無いので今回は通常通り使おうと思います!

あとは、小袋の方を見て行こうと思います。

こちらは、ICチップと金属ケースの間に取り付けるためのシリコンパッドです。適当にカットされているため、かなり斜めの状態です。平衡感覚狂いそうです。

こちらは、ネジ類です。六角レンチもついていました。ネジは合計12本ありますが、うち4本(画面左側)は側面にザラザラした加工がされており、他の8本(画面右側)と形状が異なるので注意です。

組み立て

では組み立てて行こうと思います!組み立てると言ってもネジ止めするだけですが。

ファンは1個につき4か所、合計8か所ネジ止めします。

こんな感じでサクッと取り付け完了です。

続いてケースの下部も取り付けます。下部のパーツには、一部油汚れが付いていました。

きたない。くさそう。

テッスでふきふきしてみます。

おおよそ綺麗になりました。ヒートシンクの裏側についている汚れなので、組み立てると見えなくなるのでこれで良いです。

あと、以前にも紹介した通り、Raspberry Pi 4からLANコネクタの位置が逆になったので、Rasberry Pi 3以前のModel Bに取り付けようと思っても物理的に干渉してしまうので注意です。

あとは、シリコンパッドを各集積回路に点けていきます。

こんな形で、3か所取り付けます。

こんな感じで上部のケースを取り付けます。

あとは裏から4か所ネジ止めするだけです。

で、上に戻って、ファンのケーブルをGPIOにそれぞれ取り付けます。取り付け位置は、SDカード側の外側2番目(赤)、3番目(黒)に接続すればOKです。というか、5Vに接続できれば何でもよいはずです。

出来た!こんな感じです。これだけで十分格好良いですね!

最初はこの外側に、さらにケースを作ろうと思ったのですが、このまま使っていても問題なさそうです。

使ってみた

組み終わったので、あとはRaspberry Pi 4 Model Bに電源を挿して動作するか確認するだけです!

電源オン!

ってあれ?片方が動いていない…もう片方は元気よく回っているのですが、何故!?

とりあえず、一旦作業を止めて片方のファンのケーブルが断線していないか調べてみました。テスターで導通チェックしても、問題なく動いているので、ファン側の問題かな?

ネジ止めせずに電源入れてみたら、今度は動きました!良かった。原因は不明ですが、ネジ止めをきつくしすぎて回らなかったのかな?

最終的にこのような感じになりました。問題なさそうです!※画像を撮り忘れてしまったのですが、この後ファンにネジ止めしても問題なく回っていました!

ファンの音に関しては、非常に静かです。写真の通り、Raspberry Pi 4 Model Bの隣にNetgearのNASを置いているのですが、HDDが二つ動いており、それを冷やすためのファンが付いているのでジジジという音がします。そのNASよりも静かでした。写真を撮った場所から2mの位置に冷蔵庫がありますが、そのコンプレッサー音の方が大きくて、このファンの音はほとんど聞こえませんでした

ファンの送風については、顔を近づけると鼻に風を感じたので、静穏性の割に風力はありそうな印象でした。肝心の冷却性能なのですが、正直わかりませんw。何故かって比較する程Raspberry Pi 4を使えてないからです。ただ、裸の状態で使うとそれなりにCPUが熱くなっていたので、安心感は増しました。

ここまで書いておいてなんですが、Amazonの他の方のコメントにもあったように、このファンは余剰かも知れません。というのも、このケース自体がかなり冷却性能高そうなので、ファン無しモデルでも問題なく冷えそうな印象を持ちました。勿論Raspberry Pi 4にどのような事をさせるかで大きく変わると思うのですが、そこまで負荷が大きくない使用用途ならファン無しモデルでも十分そうな気もします。

おわりに

という訳で今回はラズパイの金属ケースについて、記事を書いてみました!

最近、マーク4を再開させていて、ラズパイを使う機会が増えたのですが、並行して最新のラズパイでも遊ぼうと思っています!

今回はこれで終わりです!また、どこかのタイミングで記事を更新しようと思います!ではでは~

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おりくらしげる

個人的に自由研究をやるおじさん。やりたいことが多すぎて全てが中途半端になるけど、それもまた一興。

 

人生短いよね。500年くらいあればよいのに。嘘、そんなにはいらない。

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