人生がたりない

~おりくらしげるのブログ~

北海道胆振東部地震について

time 2018/09/12

北海道胆振東部地震について

※停電で真っ暗になった豊平区の様子

ご存知の通り、2018年9月6日午前3時頃、北海道で大規模な地震がありました。最大震度は北海道厚真町の震度7で、厚真町では土砂崩れによる大きな被害が出ていました。今回の地震により、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私も無事でしたが、停電などの影響でブログ更新は後回しになっていました。

私が住んでいる地域(札幌市豊平区)でも大きな揺れを感じました。地震そのものによる被害はそこまでなかったものの、地震発生直後から起きた停電により、街は混乱していました。地震発生から今に至るまでについて簡単にまとめようと思います。

2018年9月6日 木曜日(地震発生当日の早朝)

この日はなかなか寝付けなかったため、地震発生直前まで起きて本を読んでいました。寝ようとベッドに入って少し経過した所で地震が発生しました。

今まで経験した地震の中で一番大きな地震だとすぐにわかりました。震度3未満の地震は何度も経験しましたが、それ以上に大きな地震は、地元(岩見沢)で経験した東日本大震災の時で震度4くらいです。

建物の4階に住んでいるので、多少揺れが大きくなると思いますが、それを差し引いてもとても大きな揺れでした。地震が発生している最中にスマートフォンの「緊急地震速報」が鳴り、轟音と大地が揺れる音、建物がきしむ音などが不気味に鳴り響いていました。

地震が落ち着いた頃、電気を付けて部屋の様子を確認しました。幸い、私の家の家具は地震対策(背が高いものには突っ張り棒をして、白物家電やテレビ等には防振ゴムを敷く)を行っていたおかげか、物が倒れるなどの被害は発生しませんでした。台所でマグカップが落下していたくらい(しかも割れていない)で被害はほとんどありませんでした。

テレビを付けてニュースを確認した所「北海道で震度6強」の地震が発生とあり、こりゃあまずいと思いながらもどうすることも出来ないので、とりあえずベッドに戻りました。
30分程度経過してから友人や家族からLINEで連絡があり、それぞれの被害の状況がわかりました。皆無事であることがわかりほっとしたと同時に、家で停電が発生している事に気が付きました。札幌の友人や姉が停電していたので札幌全域の停電かと思ったら、岩見沢でも停電が発生していると連絡があり、かなり広範囲の停電が発生しているとわかりました。

2018年9月6日 木曜日(地震発生当日 朝~晩)

昨日発生した地震から一晩あけて、朝6時前に目が覚めました。窓を開けて外を確認した所、特に大きな影響はなさそう…しかし、見えていない部分の状況は違っていたようです。

姉や親からLINEで連絡があり「思いの他被害が大きい」とのことで、以下の内容を教えてくれました。
・交通機関(バス・列車)は止まっている
・停電の影響で信号機が止まり、車の交通状況が悪い
・コンビニの商品は既に品薄状態
・札幌はあと6時間で断水が発生する
上記の情報は私が住んでいる賃貸からは見えない情報だったので、少し焦りました。

とりあえず水が出るか確認してみた所、一応問題無く出ていました。住んでいるマンションは4階建の部屋数もそこまで多くないマンションなので貯水槽などもないはずですので、この地域はまだ水が断水されていないようです。でもいつなくなるかもわからないので、バスタブ一杯に水を張り断水対策してみました。

その後、近くのコンビニに行ってみたのですが、既に人で溢れており、商品も水などはほとんどなくなっていました。とりあえず買えるカップラーメンだけ数個かっておきました。ガスと水はあるので、カップ麺があれば何日か過ごせるはずです。。。

ちなみにコンビニ店内の様子は、戸惑っている人が多かったですが大きなトラブルは無く、整然とレジに並ぶ姿は流石の日本といった所でしょうか。会計周りは別電源なのか、レジは動いていました。

問題はどれほど停電が続くかわからないという事でした。なので、とりあえず明かりを確保しようと思い、ブレットボードに抵抗とLEDを差し込んで、モバイルバッテリーと接続し、簡易照明を作りました。

単純計算で、つけっぱなしでも50時間程度持つはずです。

電気スタンドの電球を外して、セロテープで無理やりくっつけてみました。

夜になると、かなり力を発揮してくれました。勿論本を読むこと等ができますし、何より暗いと不便なので助かりました。夕飯はお湯を沸かしてカップラーメンを食べました。

2018年9月7日 金曜日(地震発生から1日経過)

朝起きて確認した所、電気が復旧していました!なんと素晴らしい!
思いの他早い復旧でした。しかし、友人や家族に確認した所、他の地域ではまだ電気が戻っていない様子でした。

近くに住んでいる友人が一時避難していました。

2018年9月8日 土曜日(地震発生から2日経過)

白石区も電気が復旧したとの情報が入り、友人は帰宅しました。
近所にあるドラッグストアで買い出しを行いました。ドラッグストアでは、いつも売っている商品が品切れになっていました。特に飲料水(牛乳やお茶など)がなくなっており、缶詰やレトルトカレーなどの保存が効く食べ物はほとんどなくなっていました。カップラーメンは意外とありました。お店の営業時間が短縮されており、18時まで(いつもは確か20時まで営業)になっていました。あと現金での支払のみ対応となっていました。いやはや、災害時は現金を手元に持っていた方が良いですね。。。しかも停電となると、ATMが動かなくなってしまうので引き出しも出来ない状態になってしまいます。

2018年9月9日 日曜日(地震発生から3日経過)

スーパーに行って買い出しを行いました。開店時間の制限などはありましたが、支払い方法の制限はありませんでした。昨日のドラッグストアーと同じ状態でしたが、意外と生肉などは売っていました。あと、卵も売っていたので一パック買い、夕飯は炒飯を作って食べました。

2018年9月10日 月曜日(地震発生から4日経過)

普通にお仕事解禁。地下鉄も前線動いているようで、混み具合もいつもの月曜日とほとんど変わりありませんでした。会社では、家の被害や家族の安否等を聞かれましたが、それ意外は特に問題ありませんでした。あっ、そういえば昼ご飯は持参するように指示が出ていたので、各々持参したものを食べていました。帰りにヨドバシカメラに寄ると、「ヨドバシカメラ」の文字を表示するネオン管が消えていました。北海道全域に20%の節電をするよう北海道電力から協力依頼が出ているので、そちらの対応でしょう。よく見ると他のお店も照明を間引いていたりして、札幌の街全体がいつもより少し暗めでした。

※ヨドバシカメラの様子。店名看板の上の企業看板も照明が落とされている。

あとビックカメラでは、電池の在庫状況などが張り出されており、一階の売り場はモバイルバッテリー用の特設コーナーが設けられていました。会社に行って働いているとあまり実感が沸かないのですが、お店に行くと大きな地震の後なんだなと実感させられます。

今日は地震の影響などを書いてみました。北海道ではまだ混乱が続きそうです。

西日本の集中豪雨の被害など、本当に多くの災害が日本を襲っています、これ以上大きな災害が起きない事を祈りつつ今回はこれで終わりにしようと思います。

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おりくらしげる

個人的に自由研究をやるおじさん。やりたいことが多すぎて全てが中途半端になるけど、それもまた一興。

 

人生短いよね。500年くらいあればよいのに。嘘、そんなにはいらない。

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