2021/07/11
凄い久しぶりにレゴネタをやります!
レゴ(LEGO) シティ オフロード消防車 60393
今回はレゴシティの小さな商品を買いました。
「レゴ(LEGO) シティ オフロード消防車 60393」です!ちょっと気になる機構が入っていたので買いました。
こちらはパッケージの裏です。この右上の画像でわかる通り、車両のタイヤが少し動いてステアリングのような動きをするらしいのです。
という訳で開けて行きます!
中身はこのようになっています。1,000円前後の商品なのでパーツ点数は多くないですが、特徴的なパーツもあるようです。
ミニフィグ類の作成
最初はミニフィグとか木とかそういう部分を作成するみたいです。
こちらはヘルメットです。黄色と黒で構成されていますが、組み合わせるというよりワンパーツで構成されています。
こちらが女性の消防士ミニフィグです。
後頭部はこんな感じになっています。ヴォルデモートスタイルではないんですね。
こちらが今回のキャラクターたちです。ネコチャンと消防士とおさかなです。冷静に考えると結構カオスな組み合わせですね。
ネコチャン。かわいい。
では次の部分を作成していきます。パッケージを見る感じですと、山火事?の中からネコチャンを助ける設定になっているようで、こちらはその木の部分にあたる所になります。
こんな感じで木を作ります。木の下には葉っぱパーツを取り付けます。あと、半円の緑プレートにはゲーム機のコントローラーの十字キーみたいな茶色パーツも取り付けます。
次は火事現場を作ります。クリアの炎パーツと3幅のプレートの組み合わせですね。この中央部分に穴の開いた茶色いプレートは初めて見たような気がします。
こんな感じでまとめます。
で、先ほどの十字キーみたいなところに乗せます。これはポッチに取り付けるのでは無く、ただ上に乗せるだけな感じです。
木とミニフィグの全体図はこんな感じです。パッケージの裏のイメージにもありましたが、火事で木の上に逃げて動けなくなったネコチャンを救出するためにおさかなで釣っているようです。
車両の作成
次は車両を作成していきます!
最初はこのようなパーツで作っていきます。今回注目したいパーツは左右にあるタイヤの軸に使うパーツ群で、傾斜のついたブロックの中に45度傾いた切り込みが入っています。これがステアリング機構として動くようです。
とりあえず、グレーのパーツと黒い軸をくっつけてみました。このように黒い軸のパーツの片方が押されると、もう片方が出てくるというシーソーと同じ原理のシンプルな機構が採用されています。
グレーのパーツの内側にはT字型(ハンマーみたいな形)の突起があり、それが軸パーツを中心位置に戻す働きをしてくれるみたいです。
※たぶんこんな感じです。
中央の上下に取り付けた黒いパーツは、本来スポーツカー等のフロントスポイラーとして使われるようなパーツですが、今回の商品では車体左右に取り付けてステップとして使うようです。画面左下にある濃いグレーのパーツは、ドアレール等に使われるプレートですね。グレーの6幅プレートは角の部分が円形になっています。
ハンドル等を取り付けていきました。右側の黒パーツは2×2と2×4のブロックで「ザ・レゴ」というくらいシンプルなパーツですが、最近逆に見る頻度が減ってきている気がします。
フェンダーなどを取り付けていきます。画面左下にある、赤い1×1のブロックは高さが2のパーツです。最近のレゴは「無くても別のパーツで代用できるけど、あれば便利」というパーツが地味に増えていて…凄いなと思いました(語彙力)。
画面中央の赤いL字型のパーツは車体後部の荷台と、車体中央部分(ミニフィグを車体に入れた時の肩から手が収まる部分)に使います。
左側の黒いT字パーツはサイドミラーとして使うようです。
バンパーとフロントガラスパーツです。
ボンネット部分と屋根付近の作成です。赤青クリアのタイルパーツは警光灯に使う物ですね。
こんな感じになります。ちなみにフロントの黄色い部分の炎のマークは、シールではなくパーツにプリントされています。というか今回の製品シールは1つも入っていません。
タイヤを取り付けていきます。オフロード走行に向いてそうな扁平率高めのタイヤです。
こんな感じです!消防車の車体はほとんど完成しました。
あとは、車体後部に取り付けるパーツです。左側は円系のプレートを飛ばすシューターで、右側は荷物を入れる用のボックスです。
こんな感じです。最近のレゴ製品はミニブラスターとか、このシューターとか飛ばして遊ぶ系のヤツが多いですよね。私はオッサンなので問題ないですが、子供が遊んでたら部屋の隅っこレゴまみれになりますよ。
完成
という訳で完成です!
車両はこのようになりました!シンプルながら悪路走破性の高そうな消防車が出来上がりました。
このような感じで、車体を左右に振ると振り子式電車のように車体が傾斜してステアリングが少し動き、傾けた方向に車体を曲げる事が出来ます。
車体にミニフィグを入れてみます。屋根パーツはフロントガラスの左右2ポッチで繋がっているので、簡単に取り外す事が出来ます。
で、当初はヘルメットを外さないとミニフィグを乗せられないのかと思ったのですが、キャブの後ろに空間が用意されているのでヘルメット付きでも普通に乗せる事が出来ました。
で、屋根パーツもえぐれているので、このようにヘルメット付きで乗せられます。地味に素晴らしい設計。
車幅について説明します。正面から見るとこんな感じです。車体上部など基本的には6幅ですが、タイヤの部分はちょっとだけ(1~2mmくらい)はみ出ている感じです。車検は通らないかも知れません。
売り手側としては、ステアリング用に導入した機構なのかも知れませんが、これはサスペンションとしても遊べるのでとても良いです。90年代に金属スプリングが入ったサスペンションを持った商品(「6490 リバーアタッカー」とか)があったのですが、構成が複雑で製造単価も高そうなパーツでした。それに比べてこの機構はシンプルだけど効果的な機構なので、今後もっと増えるでしょうし、レゴ社もこれをもっとパッケージとかで押して売って欲しいですね笑。
ちなみに2023年の製品カタログにはこんな感じで紹介されています。製品のパッケージとほとんど同じ構図で、小さいしステアリングまっすぐのままで魅力を出し切れていない気がします。
もういっそのことパッケージ裏の右上の画像を商品のメインパッケージにしてしまえば、男の子は結構こういうギミック好きなのでみんな気付いて売り上げ変わりそうな気がします。素敵なギミックだったので次の商品では足回りが目立つようになれば良いですよね!
あまりパーツ
いつものあまりパーツ確認です。
今更ですが「あまりパーツ」というか予備パーツですね。水色クリアの円形のタイルパーツはシューター用です。絶対無くすヤツです。
おまけ
最近この手のレゴを購入していなかったので、いつ頃から導入されていたのか知らないのですが、説明書の下に進捗を表すミニフィグがありました。
左側から始まり右側で完成という事です。こういう遊び心は良いですね!
さいごに
という訳で、レゴの記事でした!
今回紹介した「オフロード消防車 60393」のステアリング機構は、少なくとも2021年発売の「レゴ(LEGO) シティ 消防危険物取扱車 60279」には導入されていた物らしいのですが、私は最近その存在を知りました笑。なんで見落としていたんだろう?と思ったら2021年って紙のカタログ廃止されてたんですね(どおりで知らない訳だ)。その後また紙のカタログが復活して今に至るらしいです。紙で保管している方も多そうなので、やっぱり紙カタログはありがたいですね。
長くなりましたが、今回の記事はこれで終わりです!また何かあれば記事を更新しようと思います!ではでは~
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