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タミヤ 1/35 KV-1 ラジコン化計画 (その3) ~受信機を入れて走らせる~

time 2020/09/05

タミヤ 1/35 KV-1 ラジコン化計画 (その3) ~受信機を入れて走らせる~

今回も前回に続いて、KV-1のラジコン化を進めようと思います!

受信機を入れる

では、次にKV-1の車体に受信機を入れて行こうと思います!その前に軽く受信機を見て行こうと思います!

こちらが、受信機の基板です!※その1の受信機の画像間違えてました(汗)。表面には220μFの電解コンデンサや銅線のアンテナが実装されています。印字されている文字からして2014年製という事でしょうか?また、”QF-1688R”と印字されていますが、こちらは商品名のようです。

基板の裏側になります。”75V18“というモータドライバが2つ、レシーバー用のICが一つ搭載されているみたいです。レシーバーICの表面はヤスリで削られたような痕跡があり、型番はわかりませんでした。

とりあえず、KV-1の車体に搭載してみました!配線は基板の表面に印字されていた通りに配線しおり、B+(赤)を電池の+、B-(黒)を電池の-、R(緑)を右モータの+、L(白)を右モータの-、B(青)を左モータの-、F(黄)を左モータの+に接続しました。

コントローラの分解

以前も紹介しましたが、今回使うコントローラはこちらになります。

で、このコントローラ。左右に十字キーがあり、いかにも4ch分対応してそうなデザインですが、実際のチャネル数は2chなのでどのようにキーが割り当てられているか不明です。

という訳でコントローラを分解して、臓物確認してみました。分解は簡単で、4か所にあったプラスネジを外すだけです。画像の通り、基板は3か所で止められており、アンテナはネジ一本で止められています。

コントローラの基板の裏側はこのようになっています。パターン(電気を導通させる部分)は目で追える程度に大きいので、ボタンがどのように配線されているのかわかりやすいです。

ちなみにコントローラに乗っている石(ICチップ)は「YX 4116」という物でした。軽く調べると中国語のドキュメントや回路図の例が出てきました。参考までに。

で、コントローラの十字キーの割り当てについてですが、このようになっていました。ちょっと見辛いかも知れませんが、油性のマーカーでプレステみたいに□〇△×の印をつけてみました。左右それぞれ、上と左/下と右が同じ意味を持つキーになっているようです。おそらく、戦車のように左右のモーターを前後に動かすような物と、ラジコンカーのように前後に動くモータとステアリング用のモータが搭載された物に対応するためだと思います。

動作検証

以下は動作検証時の動画です。


今回の記事で説明を省いてしまっていたのですが、前回左側に曲がってしまうという問題が発生していましたが、それは起動輪の穴を広げて対応しました。それでも少しぎこちなく綺麗な直進は出来ていません。

あと、走らせてみるとギヤボックスが上に跳ね上がってしまう問題が生じたので、マスキングテープで仮止めしておきました。

砲塔の作成

次は戦車の頭。砲塔の作成です!その1でも書きましたが、今回のKV-1は砲塔旋回させません。なので、砲塔はほとんど説明書通りに作ろうと思います。

この辺には特にギミックを入れないのでサクサク作っていきます。

今回のKV-1で面白かったのは、砲塔下部にあるタレットとの接続部分や、タレットリングが別パーツになっていました。

全体図はこんな感じです!

あと、ピストルポートは別パーツになっていたので、以前購入した超超極細チェーン (黒)」を入れて本物っぽくしてみました。こうしたら、走っている時にチェーンが動いて本物っぽく見えればなと..多分実際のチェーンはもう少し小さいと思うのですが、今回はこれで行きます!

※「KV Tanks on the Battlefield (World War Two Photobook)」より
ちなみに、実際の車両のピストルポートは内側にロックがかかるようになっており、この形状でもずれ落ちません。

※ガールズ&パンツァー劇場版より、KV-2の車内イメージ。

あと、金属製の小さなワッシャーがぴったりのサイズだったので、これで仮止めしました。

本物の車両と同じように、潜望鏡はくるくると回転させる事が出来ます。

車体上部の作成

車体の上部が開きっぱなしなので、この部分も作成して行こうと思います。

結構細かなパーツに分かれており、エンジンデッキやハッチ等も別パーツになっています。今回はラジコン化するので、モータや受信機にアクセスしたり、電池の交換等を行いたいので良い塩梅に作らないといけません。

最終的にこのような形状になりました!(途中画像があまりありませんでした)。前面装甲部分と後方の装甲部分も全てひとまとめにして、脱着可能にしています。

フェンダーの作成

では次にKV-1のフェンダーの作成をしていきます!

※「KV Tanks on the Battlefield (World War Two Photobook)」より、1941年型(装甲強化型溶接砲塔)のKV-1。今回のKV-1は初期生産車なので(転輪の形状など)微妙に違いますが、ほとんど同時期の戦車です。

KV-1は履帯上部にフェンダーが付いているのですが、実際の車両は先頭のダメージや履帯に巻き込まれた泥・木材等でめくれ上がってしまう事が多々あるようです。

なので、今回は泥除けにダメージを与えてみました。指で曲げる事もできると思いますが、今回はチャッカマンで炙ってみました。とても臭かったです(小並感)。

こんな感じです!前方のフェンダーは、カッターとニッパーを使って切り落としました。フェンダーが少ない方が履帯の動きが目立つので、丁度良い具合です。

車体右側も同様に加工してみました。

実際の戦車の画像と比較して、真似てみます。雑具箱は開いていた方がそれっぽいので、右側は開ける形にしてみました。接着はしておらず、仮で差し込んでいるだけです。走行に支障がなさそうなら、そのまま接着してみようと思います。

最終的にこのような形状になりました!

走行テスト


サスペンションが良い具合にグヨングヨンしています!かなり重戦車感が出ました。これだけでも十分遊べそうです!

さいごに

という訳で今回はKV-1の記事でした!

今回はKV-1のラジコン化その3でした!今回の記事でちゃんと「まともに自走する」状態に出来ました!塗装はまだできていませんが、今後やって行こうと思います!

今日はこれで終わりです!また何かあれば記事を更新しようと思います!ではでは~

おまけ

今回のKV-1は、既存のコントローラを使うため手軽に遊ぶことが出来ます。コントローラの電源とKV-1の受信機の電源を入れればすぐにに操作できるので、非常に良い感じですwちょっと動かしたくなったらその場で遊べるので楽しいです。手軽に動くって大事ですねw

バルバロッサ作戦ごっことかして一人でずっと遊んでました(なんだその遊びは)。

関連URL

関連記事

・↓続き
タミヤ 1/35 KV-1 ラジコン化計画 (その4) ~車体の塗装~
・↓前回
タミヤ 1/35 KV-1 ラジコン化計画 (その2) ~動力部の作成~

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おりくらしげる

個人的に自由研究をやるおじさん。やりたいことが多すぎて全てが中途半端になるけど、それもまた一興。

 

人生短いよね。500年くらいあればよいのに。嘘、そんなにはいらない。

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