2021/07/11
今回も前回に引き続き、アミュージングホビー 1/35 ARL44を作っていこうと思います!
電源装置の作成
かなり今さらですが、ARL44の電源をどうするか検討していませんでしたw。しかも結構車体内のスペースが狭くなってきたので、Mark4で使っていたようなモバイルバッテリーを入れるのも辛そうです。
Li-Poのセルを購入しても良かったのですが、今回は100円均一(セリア)で売られていた単三電池2本で起動するモバイルバッテリーを使おうと思います!
とりあえずこれで試してみて駄目そうならその時考えます(こんなのばっかりだw)。よく売られている単三電池を4本使ったモバイルバッテリーでも良かったのですが、今回使いたい単三電池は「エネループ」のようなリチウムイオン充電池(1.2v)です。乾電池(1.5v)と電圧が違うので、直列に4本つなぐとエネループ4.8v、乾電池6.0vになり、もし降圧コンバーターしか入っていない回路だった場合、エネループは最初から電力不足(5.0vが欲しいのに4.8vしか取れない)になってしまい、降圧していく一方になり、最終的にはRaspberry Piも止まってしまう可能性があります。ちょっと色々と面倒そうな気がしたので見送りました。
ギヤボックスが結構大きいので、エンジンデッキ付近に単三電池を入れる事にしました。
最初、適当な電池ボックスを買って、それを貼り付けようかと思ったのですが、空間に余裕がないので諦めました。というわけで、車体をダイレクトに電池ボックスにすることにしました(どういうわけなのか)。
まず、100円均一で売っていたモバイルバッテリーを分解します。
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こんな感じでネジ止めされていないので、マイナスドライバーで簡単に分解する事が出来ました。
このパーツを使って電源部分を作成していきます。
基板には単三電池の入力電流を5.0vに昇圧するコンバーターが入っているはずです(おそらく画面中心に見えるICチップがそれっぽい気がします)。これだけ書いておいてなんですが、残念な事にこの基板使わない事になりましたw。Mark4で起きたことと同じような事態(厳密には違う)が発生したのですが詳細は後日、別の記事で紹介しようと思います。
単三電池ホルダーの作成
引き続き電源部分を作成していきます。先ほども記載した通り、ARL44の車体に単三電池ホルダーを乗せることが出来なかったので、電池ホルダーそのものを作ってしまいます。と言ってもやることは単三電池のサイズに合わせたパーティションを用意して、電極を付けるだけです。
パーティションには1mm厚のプラ板を使います。
単三電池のプラスとマイナスの部分にコイル状の電極を取り付けます。
取り付けには瞬間接着剤を用いました。
単三電池とサイズを合わせながらセパレートする位置調節していきます。手前のプラ版の形が歪なのは、エンジングリルに干渉しないようにするためです。
こんな具合で出来上がりました!良い感じですね!
上から見るとこんな感じ。エンジングリルから電池が見えてしまっていますが、このグリルには後ほどエッチングパーツが付くはずなので目立たなくなると思います。
モータードライバの取り付け
引き続きモータードライバを取り付けます。モータードライバには「TPC8407×2モジュール MP4212ピン互換 パワーMOSFETモジュール」を用います。コチラもMarkⅣの時と同じ物ですね。今回は走行用モーターだけでは無く、砲塔旋回用のモーターもあるので、モータードライバは合計3つあります。
わかりやすいように走行用のモータードライバは瞬間接着剤で接着しました。こんな事なら多チャンネルのモータードライバを買えば良いのでしょうが、とりあえず私が以前試した実績のある装置を使っている感じです。
こちらは砲塔旋回装置用のモータードライバです。これらのモータードライバとPWMドライバを接続します。
PWMドライバのPWM信号が出ている抵抗から直接ケーブルをハンダ付けします。その先で2×3のピンソケットを用意し接続します。
手元に良さげなサイズのピンソケットが無かったので1×2のピンソケットを3つ接着剤でくっつけて無理やり作りましたw。
最終的にはこのような形になりました。あとは、これを車内に入れてモータードライバと接続すればよい具合になるはずです。
こんな感じです!当初はもっとスッキリさせる予定だったのですが、結構ごちゃごちゃしてしまいましたw。でもとりあえず入れたい装置はとんど入ったのでハードウェア的には一応完成です!動作検証などは次回にしようと思います!
さいごに
というわけ今回の記事は終わりです!今回も内部装置ばかりで見た目の変化はあまりありません。予備にもう一台ARL44があるので、出来る事なら転輪のサスペンションを可動化したいのですが、やるなら一度完成してからですね。幸い転輪部分はユニット形式になっているので完成後にも履帯を外せばズリッと取り出すことが出来る仕様なのはありがたいですね!
作業が進み次第またブログを更新しようと思います!ではでは〜
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