2021/07/11
今回も「レゴ (LEGO) ハリー・ポッター ホグワーツ特急 75955」を作って行こうと思います!その1では駅舎を、その2では機関車を作ったので、今回は残りの炭水車と客車を作成して行こうと思います!
先台車のギミックの説明
その前に、前回紹介し忘れていた先台車付近のギミックを書いておこうとおもいます(「ギミック」という程大袈裟な物では無いかも知れませんが)。
先頭部分にある赤と黒のパーツ群を上に跳ね上げると、先台車が左右に動くようになりますが…
下げる事で、前方に固定されるようになります。多分、飾る時は先端部を下げて先台車をロックさせ、線路上で遊ぶ時は上げるという使い分けをする為のギミックだと思います。
炭水車の作成
では、炭水車を作って行こうと思います!
使うのは袋5です。
炭水車の前にミニフィグがありました。ハーマイオニーです。
このような形で完成です。レビオサーレビオサー言ってそうです。杖の形は全員同じ形状ですが、ハリー、ロン、ハーマイオニーはそれぞれ杖の色が違います。今回はちょっと明るめの茶色ですね。
頭の後ろはやっぱり顔が付いてます。全員後ろの顔は「困った顔」になっていますw。あと、ハーマイオニー剛毛ですね。ヘルメット並み剛性を持った髪の毛です。
炭水車を作りましょう。黒い6×8プレートを床として、左右に壁を作る感じですね。赤いパーツは1×1のブロックを3つ使ったような構成に見えますが、実際は高さ9のワンパーツになっていました。
こんな感じで取り付けます。注目点はコの字の黒パーツを内側に凹む形で取り付けている点でしょうか。あとさりげなく奥に「柱」を取り付けました。
こっちが列車の進行方向から見た左右の壁にあたる赤いパーツです。結構な面積のワンパーツですが、内側は抉れているので面積を節約したいときは便利ですね!あと、両サイドは滑らかな曲面を描いています。
こんな感じで取り付けます!赤パーツの繋ぎ目に溝が出来ますが、それがかえって良い雰囲気になっていますね。
あとは側面にシールを張り付けます。列車のキャブ側面に張り付けたシールと同様に、リベット打ちの黒い丸と”HOGWARTS RAILWAYS”の文字が印刷されています。
次はこんな黒いパーツ群です。ぱっと見でわかる通り、ロの字のパーツに黒プレートを取り付ける事で、可動式の扉が完成します。
こんな感じで取り付けます!画像の通りパカパカします。本来なら上方向だけではなく下方向にも開くのですが「柱」がストッパーになるので、水平位置でちゃんと固定できます。
炭水車の上部はこのように大きく開くようになっています。ただ、このギミックが何に使われるのか未だに分かっていませんw中は結構広いので、余りパーツとか入れておいても良いかも知れません。個人的には新しいパーツが手に入って良かったです!
ロの字のパーツの両サイドに赤いブロックを盛っていき、その上に滑らかなプレートを取り付けます。炭水車の上部は完成です!
次は台車を作ります。使うのはこれらのパーツです!
車輪と金属の軸パーツです!軸パーツは必ずこの小さい紙の箱に入っている仕様みたいです。酸化と湿気によるサビ防止でこうしているんですかね?
こんな感じで台車に車輪を取り付けます。取り付けるのに結構力がいります。逆に言えば、遊んでいても外れにくいという事か。
後は、手すり(?)を取り付けます。良くアンテナとかに使われる黒いパーツを使います。こんな感じで炭水車完成です!
機関車と連結して牽引してもらうのですが、連結器は磁石タイプではなくテクニックで使われる3穴パーツを使います。
こんな感じになりました。
テンダー機関車の完成です!客車こそ無いですが、これだけでもかなりの存在感を放っています。もうこれで十分満足してしまっている自分がいr…
客車の作成
次は客車の作成です!
使うのは「袋6」です。
袋の中身はこんな感じです。客車だけあって、先ほどまでとは異なり窓パーツが多めです。
あと、小袋の中にプレート類が入っています。
やっぱりミニフィグからですw。今回はトロリー・ウィッチ(らしい)です。顔パーツの裏側には、やっぱり驚き顔があります。
(゚Д゚)
あと、ミニフィグの荷物キャスターを作ります。最初に作った荷物キャスター色が違い、金色に近い黄色パーツや黄緑のパーツが使われます。あとチョコ色のカエルです。窓から逃げていきそう。
荷物キャスター単品の画像を撮り忘れた…後で出てくるので一旦置いておきましょう。次は、客車の床を作成します。使うのは黒い4×6パネルを2枚と、黒い12×6パネルを1枚、赤い1幅プレートを数枚です。
先ほどの黒い12×6パネルを中央にして左右に黒い4×6パネルを配置します。
ライトグレーのパネルを床に取り付けて、通路が完成しました。床は黒いパネルのままでも良さそうに思いますが、滑らかなパネルを配置しているのが良いですね!荷物キャスターも滑らかに動かせます。
1幅のブロックを配置して壁を作ります。その上にTAN色と茶色の間くらいの色合いの1幅パネルを取り付けました(これ何色って言うんだろう?)。
車体中央にホグワーツの紋章のシールを張り付けます。
次は、座席のベースを作成します!色の構成が渋いですねw
こんな感じで客席が完成です!椅子用のL字型のパーツも存在するのですが、こちらの商品ではブロックで再現されています。
このような形で客車に配置します。写真を見返して気が付きましたが、奥の客席の茶色い1×2パネルを付け忘れていますw。
窓を用意します。この窓は外側に開くようになっています。実際の機関車でこのような方向に窓が開いたら、トンネルやらすれ違い列車列車で大変な事になりそうです。
窓を4つ配置しました!なんか撮影用のセットみたいな形状ですね。
今度は巨大な黒い窓枠パーツが4枚登場です。これらを使って、連結部分にある転落防止幌っぽい部分を作成していきます。
こんな感じです!以前作成した「シティ ハイスピード・トレイン 60197」では、1×1ブロックを6個使って構成していましたが、こちらの方がすっきりしていて良いですね。
荷物キャスターと合わせるとこんな感じです。客車の上面は滑らかなパネルで構成されていますが、中央付近には2ポッチ分だけ出ています。
次は袋7です。写真を撮り忘れていたのか、少し画像が飛んでしまいますが、ご了承下さい。
途中の画像は割愛して、客車右側面を作成しました!この商品の客車の左側は、全体的に開くようになっているので、側面はワンパーツになっています。
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/ ガシャーン!! \
屋根と車輪部分以外が完成しました!客車っぽさが増しましたね!今画像を確認して気が付いたのですが、この窓のフレームはクリアパーツを内側にすると、少しめり込む形になってしまうんですね。
連結器の取り付け
次は客車に連結器の基部を取り付けます!
機関車や炭水車に取り付けた南京錠みたいな形の濃いグレーのパーツを使います。
車体下部の両端に取り付けます。
このようになります。側面に出ているポッチが多めですね。ゴテゴテしていて好み。さりげなく奥の2×3プレートで床の補強をしています。
ライトグレーの2×6パネルを取り付けます。これで縦方向の強度がグッと増したはずです!
今度はグレーブロックと黒スリットを4か所に取り付けました。床下機器なのかは不明ですが、良い具合に客車のアクセントになっています。
下向きに曲面が出ている黒パーツを連結器の基部の根本に取り付けました。多分実際の列車もそうだと思うのですが、連結器には結構負担がかかるので強度が高いに越した事は無いはずです!
客車に直接懸架装置パーツを取り付けました。今更ですが、この列車の客車って炭水車と同じで「二軸車」なんですね。乗り心地悪そう(小並感)。
以前作成した「シティ ハイスピード・トレイン 60197」のノリで作ると違和感がありますが、客車が短いので多少のカーブも大丈夫なんだと思います。
黒い皿状のパーツと、黒い1×2パネルで中央に1ポッチだけ出ているパーツをそれぞれ4つ用意します。
このように取り付けて、緩衝器の取り付け完了です!逆側にも同様に取り付けています。
屋根の作成
屋根じゃぁぁぁぁあああぁぁぁっぁぁあああああ!!!!←(疲れてきている)
屋根に使うのはこれらのパーツ群です。黒いパーツが目立ちますね。構成としては、6×6パネルや4×8パネル。黒い2×4の曲面ブロックとかです。
こんな感じで作っていきます。黒パネル同士はライトグレーのパネルでつなぎ合わせていきます。
こんな感じで作り進めていきます!ほとんど同じ作業の繰り返しです。屋根の中間付近の左右にはレール状のパーツを取り付けるため、少し飛び出ています(指で屋根を外す時用の出っ張りだと思います)。
屋根完成です!屋根の上にある6か所のポッチには1ポッチのパーツを取り付けました。真っ黒ではなく、少しグレーがかった色のパーツになっていました。上面テッカテカで綺麗です!機関車のキャブの屋根と同じような形状ですね。
屋根を乗せて客車完成です!案外時間かかりましたが、シンプルで雰囲気の良い客車が出来ました。
炭水車の時と同様に、客車もテクニック系のパーツで連結します。
ミニフィグの作成
順番を間違えて作り忘れていたミニフィグを作ります!
そう、ディメンターです。怖い…
マントは別の小箱に入っています。車輪に使われる金属軸と同じ感じですね!
こちらがディメンターの足周りです。クリアパーツに黒色が使われていて雰囲気が出ていますw
こんな感じになりました!怖い…
完成
地味に長かったですが完成しました!
ミニフィグも多くて楽しい商品です!最近はスピードチャンピオンシリーズやクリエイター等が多めだったので、ミニフィグが多い商品は久しぶりです。
機関車は全体的に背が高めでデフォルメされた形状なのですが、デフォルメが秀逸なのでどこから見ても迫力があります。というか、造形が美しいですね。本当に。赤と黒の色使いも見事です。
ちょっと残念なのが、レールが付属していない事ですかね。3両もあるのでレールが付いていた方が楽しいと思うのですが、別パーツとして売っているので、そちらを購入して遊んで下さいと言う事だと思います。
古い物ですが9vレールが手元にあったので線路の上に列車を配置してみました!(この古いレールはレール上に金属の電極があるだけで、現在販売されているレゴトレインのレール規格と形は同じです。)こんな感じでレゴトレイン規格のカーブにちゃんと対応しています。
下から見るとこんな感じです!機関車もレゴレールの規格でちゃんと曲がれるように設計されているのが良いです。ただ残念な事に、この商品にモーターや電池を入れるスペースは限られているので、電動化するのはちょっと難しいかも知れないです。
全力で遊んでました。ある意味ディメンターよりも、朝っぱらから一人無言でレゴ遊びしている成人男性の方が怖い存在なのかも知れませんが、誰にも迷惑かけてないので大丈夫です(と自分に言い聞かせながら日々を過ごしています)。
レール付きで斜め上から写真を撮ってみました。ちゃんと駅らしくなっていて楽しいです!駅舎のホーム間がちょうどレゴレールの枕木と同じ幅(8幅分開いている)になっているので、やっぱりレールを買って遊んだ方が良さそうですね。
ホームの作りはこざっぱりしているのですが、細かいギミックが多くて結構遊べる要素があります。ミニフィグで壁抜けの再現も出来ます!
失敗した時のヤツ。
という事で「レゴ (LEGO) ハリー・ポッター ホグワーツ特急 75955」でした!機関車のプロポーションも非常に格好良く、クオリティの高さに大満足です!非常に楽しかったです!
さいごに
という訳で今回もレゴの記事でした!
結構な長さになってしまいましたが、無事この商品の紹介も完了しました!良かった良かった!
映画とコラボしたキットは「レゴ(LEGO)ジュラシック・ワールド ブルーのヘリコプター追跡 75928」以来だと思うのですが(北海道全域が停電した時、会社が休みになったので作ってました。ブログにはまとめていません)、遊ぶ要素が多いので作っているのも楽しいんですよね。また機会があれば別の商品も作りたいです!
今日はこれで終わりです!ではでは~