2021/07/11
今回も前回前回に引き続き、アミュージングホビー 1/35 ARL44をラジコン化に向けて作って行こうと思います!
前回は転輪など足回りを作成し、ギヤボックスを仮止めする所で終わったので、その続きをやろうと思います!
シャフトの加工
まず、シャフトの加工から行おうと思います!
楽しい工作シリーズ ツインモーターギヤーボックスをそのままARL44に入れ込もうとすると、シャフトが長すぎて、起動輪の取り付けができなくなってしまいます。なので、程よい長さで切っていこうと思います。
こんな感じで目安になる部分にマーカーで印をつけました。今回は端から4cmの所で切っていこうと思います。
万力に固定して、ダイヤモンドヤスリでじょりじょりと削って行きます!この記事でやった事と同じです。
こんな感じで綺麗にシャフトが切れました!
起動輪の加工
では履帯を回転させる起動輪の加工を行っていこうと思います。
左は完成した起動輪の表側です。右の3つは起動輪を構成しているパーツたちです。面白い事に、一番右にあるパーツの中央の穴が、タミヤのギヤボックスのシャフトがピッタリ収まる3.0mmサイズなのです!なので、この一番右のパーツにシャフトを瞬間接着剤でくっつけてしまえば簡単に起動輪を回転させる事ができるようになります。
こちらは逆側です。ARL44の起動輪は2つの歯車で形成されているので、中央2つのパーツには同じピッチの歯が並んでいます。
先ほどのシャフトに瞬間接着剤を塗って起動輪の穴に差し込めばよいです。
こんな感じで取り付ける事ができます。
カットした起動輪付きシャフトをARL44の車体に取り付けてみました!長さは問題なさそうです!
ギヤボックスも入れて、このような状態に出来ました!問題なさそうですね!
真後ろから。ギアボックスの幅やシャフトの長さは良い感じです!ただ、ギヤボックスの最終ギアの位置が中間と一番下の2か所選べるのですが、一番下にシャフトを出すとギヤボックスが浮いてしまいます。後で中央の所に出すように変更してみます。
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違いわかりますかね?シャフトの取り付け位置が中央になりました。これでギヤボックスがちょうど良い高さになるはずです。
軸受けの取り付け(失敗例)
当たり前ですが、ギヤボックスのシャフトは回転するため、ARL44の車体と摩擦が発生してしまうはずです。なので、軸受けパーツを取り付ける事にしましたが、これは失敗でした(汗)。
タミヤのギヤボックスについてきた軸受けパーツが良い具合に組み込めたので、このように取り付けてみる事にしました。しかし、これだと車体と起動輪の間に若干の隙間ができます。
※1mm程度の隙間があります。
しかも勢い余って瞬間接着剤で付けてしまったため、もうどうする事もできず…もし同じような改造をしようとされている方がいれば、内側から取り付けるor小さなベアリングを買って、起動輪カバーの中に取り付けるなどした方が良いかと思います。
ギヤボックスの取り付け
先ほど、ギヤボックスがARL44の車内に収まる事がわかったので、今度は車体に固定できるようにします。何度か記載しているのですが、このギヤボックスはネジ止め用の部分をカッターで切り落としています。
※画像中央付近のグレーのプラスチックが白くなっている部分がカッターで切り落とした箇所です。
そのためARL44の車体に固定する所が無くなってしまっているので、他の方法で固定しようと思います。
そこで便利だったのがこちらです!
タミヤ ユニバーサル金具4本セット~。これは今回初めて買って初めて使いましたが、ちょう便利。
こういう商品がある事は知っていたのですが、今回は走行用のギアボックスを固定するだけではなく、他の所にも多様したので非常に役立ちました!近所の文教堂さんで400円くらいで買いましたが、Amazonでは330円で買えるようです。非常に便利なのでオススメです!
こんな感じで万力に固定して、ラジオペンチで出ている部分を前後に倒してやるといずれ切れます。
切ったらこんな感じになります!とりあえず、画像のように2コマ分切ってみました。加工している時、この金具に歪みが出てしまう事がありますが、万力の固定する部分でギッチギチに挟んであげると綺麗に真っすぐに戻りました!あと切れた面はトゲトゲしているので、やすりで削ると良いかも知れません。これをまた万力でL字型に曲げて、ARL44の床に穴を開けネジ止めしようと思います。
で、ARL44の床にはギアボックスの位置がずれないように、棒状のプラ板をカットしてレールのように敷くことにしました。使ったのはタミヤ プラ材2mm角棒10本入です!
完成予想図はこんな感じです!ギヤボックスと金具は瞬間接着剤で無理やりくっつけてしまおうと思います。あとは見栄えが悪くなりますが、車体下にネジで止めてしまおうと思います。
リアパネルの取り付け
エンジンデッキの後ろ側のパーツの正式名称がわからなかったので「リアパネル」とさせてください(汗)。で、問題はこのパネルがそのまま取り付けようとすると「引っかかり」が無いので、どこまでも埋まってしまうのです。
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リアパネルが垂直ならそのまま接着剤で付けてしまっても良かったのですが、角度が付いているため、後でトラブルが起きたときに修正し辛いという問題が出てしまうかも知れません(特にギアボックス)。なので、プラ板をカットして良い具合の位置で止まるようにしました!
これがリアパネル(裏側)です。上の方にある三日月状の出っ張りは形成時にできたバリっぽいので、カッターで切りました。
このような感じで加工しました!で、さらに色々と微調整をくりかえして…
最終的にはこのような形になりました!実はこの部分を今後どのように付けるのか(ネジ止めか、他の方法か)を考えられていないので、追って検討しようと思います。
車体と床の取り付け
今更ですが、ARL44の車体と床を接合する時、本来なら接着剤で取り付けます。しかし、ラジコン化するなら機関部を開けたり閉じたりすると思うので、ネジ止めして対応する事にしました!
今回はARL44の車体側に先ほどのL字金具を4つ取り付けて接合する事にしました。車体には瞬間接着剤で固定しました。写真がうまく取れなかったのですが、L字金具の内側にはタミヤ ユニバーサル金具4本セットに入っていた六角ナットを瞬間接着剤で固定してあります。
床を取り付けるとこんな感じになります!見ての通り、床には(車体のL字金具の位置に)4か所穴を開けました。
このようになりました!車体下にネジの頭が思いっきり出てしまっていますが、まぁ仕方ないです。私はメンテナンス性を重視しようと思います(ドヤ顔)!
こちらは車体上から覗き込んだ図です。車体後部にある2つのL字金具は、ギヤボックスの固定も兼ねています。ちょっとこれだけではわかり辛いので、追ってわかりやすいイメージを作成するかも知れません。
さいごに
今回はこれで終わりです!やっぱりちゃんとした記事を書こうとすると滅茶苦茶時間がかかってしまいますねw。
ARL44も今後、粛々と進めていく予定ですので気長に見ていただければ嬉しいです!ではでは~
関連URL
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アミュージングホビー 1/35 ARL44 をラジコン化してみた(その1)~転輪作成~
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アミュージングホビー 1/35 ARL44 をラジコン化してみたシリーズ