2021/07/11
毎度膨大な時間と手間をかけて作成するのに、記事アップ後のビュー数が少なく自分でも見返す事が少ないという「誰も得しないレゴ記事」の時間です!まぁ自分の趣味という事で好きなように書こうと思います!
あと、今回も結構長いのでご注意下さい(過去の失敗から何も学ばないスタイル)。
パッケージ
今回作成するのは「LEGO 40周年限定 40370 Steam Engine」です!以前購入した「レゴ (LEGO) クリエイターエキスパート クロコダイル電気機関車 10277」に同封されていました。
こちらの商品はレゴ社が過去に販売していた商品「レゴ 7810 蒸気機関車」の40周年を記念した商品だそうです。古き良き時代のレゴらしく、全体的に角ばっているのがかえってオシャレですね。
また、パッケージのイメージの通り、台座が付いているため「遊ぶ商品」というよりは「飾って見る(ディスプレイ)商品」という印象が強いです。
パッケージの裏側には過去の7810のパッケージ画像や、当時の商品のイメージが印刷されています。
こちらが過去に発売されていた7810のイメージです。今回の商品のパッケージと比較しても、かなり忠実に再現されている事が良くわかりますね。折角なので、7810と見比べて違いを見つつ作って行こうと思います!
中身
では、中身を見ていこうと思います!
新品の香りです。
中身はこのようになっていました。小袋が3つあり、説明書が一つ入っていました。パッケージのイメージの通り、赤と黒のパーツが多い印象です。
あと、箱に直接入っていたパーツ群です。シールと明るいグレーのプレートと幅2の赤プレートです。
土台の作成
では、早速作って行こうと思います!
説明書に従ってミニフィグから作成していきます。
つなぎを着た男性の完成です。この時代特有の眉毛なしミニフィグです。
では次に、機関車を配置するための土台を作成していきます。使うのはグレーのプレートと黒い1幅のプレートです。
次も黒いプレートを取り付けていきます。ここでシールが登場。
黒プレートにはシールを張り付けます。”7810 Steam Engine”と印字されています。
ベースに使っているグレーの大プレートの強度を上げるような形で、グレーのプレートを取り付けていきます。
次は2×1パーツ達です。一つはスリットパーツで、通気口など色々な所で多用されるパーツです。画像では濃いグレーに見えるかも知れませんが、少しメタリックな色合いのパーツになっています。もう片方のパーツは透明のプレートです。
こちらも透明パーツです。シンプルな2×2ブロックです。これも古いものは手元にあるのですが、経年劣化によって透明度が下がりくすんでしまっているんですよね。
こんな感じになりました。透明パーツを使う必要はあったのだろうか?w
三角の黒いスロープパーツを使います。
次は、40周年記念の文字が印字されたプレート台座を作成します。使うのは黒ベースのパーツが多めですが、右の4×4プレートは濃いめのグレーです。
黒パーツ群はつなぎ合わせて、プレートに傾きを付けるための土台になります。
こんな感じです。オシャレですねw
あとは土台に取り付けるだけです。土台はとりあえずこれで完成です!
機関車の作成
次はいよいよ機関車を作っていきます!
使うのは赤色パーツ群です。右側にある丸いパーツは機関車の車輪となるパーツです。過去に購入したレゴトレインで黒い車輪は持っているのですが、赤色は初めて手にしました。
車輪のパーツは、レールに当たる部分にゴムが取り付けられているので、モータライズさせた時に動輪として使う事ができそうです。
ちなみに元のLEGO”7810″では、この車輪部分はもっとずんぐりむっくりした大きいパーツが使われています。4.5vモーターではこの部分に滑り止め用のスポンジ素材が付いていたり、ギヤのような突起が付いていたはずです。
こんな感じで車輪に軸を取り付けていきます。今更ですが、この軸に使われるパーツの赤いバージョンを初めて見ましたw。レゴテクニックを良く買っていたので黒いのは結構あるんですけど、幅2以外の軸パーツで赤色があったのですね。
こんな感じで赤いブロックに穴が開いたパーツと、黒い円柱の「テクニック系のパーツ」を取り付けていきます。
足回りが出来ました。車軸の所には黒いテクニックパーツを取り付けました。全ての車輪にフランジが付いていますが、これでカーブを曲がれるんですかね?物が小さいから大丈夫なのかな?
周りに赤いブロックを配置していきます!
こんな感じです。非常に赤いですね。
先ほどのテクニックの黒パーツですが、土台に取り付けるためにあったようです。
こんな感じで、土台に取り付ける事ができます。車体前後の部分に1ポッチだけ固定するので、合計2ポッチで土台と繋がっています。
次は連結器の作成をしていきます!こちらは赤パーツのみで構成される車体後部の連結器になります。
こんな感じで組みあがります。こちらは後で取り付けます。
次は長い赤プレート(2×16)と穴あきブロックで、車体側面部分を作成していきます。
こんな感じで左右対称に2セット作ります。
先ほどの連結器と組み合わせていきます。こちらは車体後部ですね。ちなみに、連結器部分と長いプレート部分のパーツは、本家7810ではワンパーツだったようですw。ダイナミックな設計ですよねw。おそらくですが、後でモーターを入れるために専用のパーツにせざるを得なかったのではないかと思います。
次は車体前部の連結器を作成していきます。ここで唐突に黄色いパーツが登場します(後々ほとんど見えなくなりますが)。
このような形に構成していきます。
次は緩衝器です。
円形のパーツです。中央に穴が開いたパーツは比較的最近出た印象ですが、どうなんですかね?いずれにしても40年前には無かったのでは?と思っています。現代のパーツに置き換えですね。
こんな感じで取り付けました。一気に機関車っぽさが増しましたね。本家”7810″では、この穴の開いた部分に磁石が付いて客車等の他の車両と連結させる事が出来たのですが、こちら商品では省略されています。
次はキャブの下部を作成していきます。使うのは赤い梯子のパーツと黒い1×3プレートです。
こんな感じです。
次は黒いパーツ多めです。
黒い高さ6の1×2ブロックにシールを張り付けました。以前「レゴ(LEGO)シティ ハイスピード・トレイン 60197 を作ってみた(その1)」の記事でも書いたのですが、レゴトレインのマーク(♂みたいなヤツ)が付いています。
本家の7810では”DB”(ドイツ鉄道の事?)と書かれたシールが貼られていたようです。契約の関係とかでDBが使えなくなったんですかね?この辺の事情は分かりませんが、このシールは置き換わっています。
最終的にこんな感じです。キャブの壁部分が出来つつあります。
次は車体前面です。ボイラー部分ですね。
こちらも構成はシンプルで、6×8の黒いパネルと、黒い1×4のブロックで構成されています。
こんな感じで取り付けます。次も黒一色のブロック群を取り付けていきます。
このブロックにはメーターのシールを張り付けました。
ブロックを取り付けて、車内から見るとこんな感じです。機関士がボイラーの圧力や機関車の速度を確認するのかな?
かなり角度がキツイスロープの黒ブロックを使います。
こんな感じで、ボイラーを挟むように取り付けます。ここがこの機関車の特徴でもありますよね。
残りは先頭部分の作成です。先ほどと比べて小さいパーツで構成されます。
7810の値が印字されたシールを黒プレートに張り付けます。初代のキットもこの位置にシールが貼られているのは確認できたのですが、専用のプレートではなかったっぽいです。
こんな感じになります。側面に出ているポッチが3つある事が分かると思いますが、本家の7810ではこの部分に外側に出るポッチは無かったようです。
数字シールが付いたプレートが追加パーツで、前照灯の黄色いクリアパーツも本家7810と少し違います。
本家では外側にポッチが来ず、内側に向かっており真逆になっています。あと、ナンバー用のプレートが無いように見えます。横面に直接シールを貼っていたんでしょうかね?
後は下の部分を作成するだけです。
こんな感じです。先ほどから違いを述べてきましたが、実際にパーツを取り付けてみるとそれほど違和感も無く、本家とほとんど変わらない印象です。
次はボイラーの上部を作ります。
黒い大きなスロープを取り付けていきました。次は、中央にポッチが付いている1×2のパネルが3枚と、1×2のブロックをボイラー上部に取り付けます。
こんな感じです。次は窓枠ですね。この窓枠も現代的なレゴトレインによく使われる窓枠に変更されています。
本家の7810ではカラス部分がもう少し小さい窓枠が使われていたようです。
窓枠にはアクリル製?のクリアパーツをはめ込んでいきます。
こんな感じでキャブが大分できてきました。
次に屋根を作成していきます。構成は非常にシンプルです。
サクッと組み立て。進行方向とは逆側に”7810″のプレートが付きます。これも本家7810では無かったんじゃないかと思うのですが、画像で確認できませんでした。
後はキャブの上部に取り付けるだけです。
続いて煙突類を取り付けました(小さいパーツは汽笛とか砂箱ですかね?)。
こんな感じです!
ちなみにキャブに近い(画面中央より少し右の)1×1の円柱パーツは、本家7810では四角いパーツが使われていました(何故変更したんだろう?)。
車体上部は完成しました!あとは車体下部とガッチャンコするだけです。
これを…
ガッチャンコ!出来上がりです!
完成
これで「LEGO 40周年限定 40370 Steam Engine」が完成しました!全体を見ていこうと思います!
先輪や従輪は無く、さながら機関車トーマスのように片側3輪(車輪配置 0-6-0)の機関車でコンパクトな機関車となっています。非常にコンパクトで可愛らしいサイズです。
非公式側です。炭水車を牽引しておらず、ボイラーの横に出っ張りがあるので、形状的に「タンク機関車」の「サイドタンク」式というヤツな気がします。蒸気機関車に詳しくないので間違っていたらごめんなさい。
元の商品が古いためか、車軸には連結棒は表現されていません。物も小さいので再現させるのは大変そうですよね。軽く調べてみたのですが、LEGO 725(1974年)には連結棒が再現されていたみたいです。しかし、80年代の機関車にも再現されている物があったり無かったりしているようなので、商品によって違うみたいです。
ちょっとだけ残念だったのが、レールが付かない事です。クロコダイル電気機関車 10277みたいに台座にレールがあれば、より良かったと思います。
この機関車は作成するまでに1時間程度でした。写真を撮りながら1時間くらいだったので、普通に作れば1時間弱で完成すると思います!
※ブログ記事にまとめるのは3時間くらいかかりました(白目)。
あまりパーツ
いつもの。あまりパーツを確認するコーナーです。
今回のあまりパーツは5つでした。全て1ポッチサイズの物で、小さく無くしやすいパーツが余った感じですね。
さいごに
という訳で今回は久しぶりにレゴの作成記事でした!
今回作った機関車は、物が小さかったのですぐに完成しましたが、クロコダイル電気機関車 10277は物が大きいので時間かかりそうですw。今日から夏休みなので、その間に作っても良さそうですね!完成したら、また記事を更新しようと思います!
※コレを書いている最中に気が付きましたが、「レゴ (LEGO) ハリー・ポッター ホグワーツ特急 75955」を買ったまま放置していました。これもどこかのタイミングで作らなくては…
今日はこれで終わりです!ではでは~レゴ記事は楽しいなぁ!
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