2021/07/11
最近仕事がジワっと忙しくて戦車できてない事によるストレスが溜まっているので、いつもと違う戦車を作って行こうと思います!(作りかけのヤツからやれ)
※今回の記事はいつも以上に誤字脱字が多い気がしているので、後でさりげなく修正するかも知れません。。
アミュージングホビー 1/35 ドイツ軍 E-100対空戦車 8.8cm連装式対空砲搭載
※以前掲載した記事と一部内容が被っています。
今回は、以前購入した「アミュージングホビー 1/35 ドイツ軍 E-100対空戦車 8.8cm連装式対空砲搭載」を作って行こうと思います!
名前の通り、E-100の車体を流用した対空戦車の計画車両だったようで、実際に作られていたら相当巨大だったはずです。今回のキットも出来ればラジコン化したいと思っているので、足回りや砲塔など、動かせそうな所を探しながら作って行こうと思います。
こちらが中身です。ご覧の通り、かなり巨大です笑。以前、ヴァッフェントレーガ AUF E-100を購入しましたが、同じE-100系でも車体上部が違う物(他の自走砲改造車両のように戦闘室と機械室の位置変えが発生している)もあるみたいです。
元々特価品コーナーに置いてあった商品だったので、箱に凹みがありました(その分安かった)。中身にも影響があったようで、車体上部にも歪みが出ています。この辺は、まぁ…何とかなるでしょう!(適当)
こちらは砲塔部分のランナーです。全てのパーツがデカイw
サスペンションの構造
では、足回りを少し作って行こうと思います!
最初に車体下部、スポンソンの下にサスペンションを取り付けるための長いパーツを組み立てます。
こんな感じで車体側面に接着しました。
次はサスペンションです。以前の記事でも言っていますが、このキットのサスペンションはプラスチック製のサスペンションが入っており、そのまま作っても足回りが動いてくれるのです。
ランナーからプラ製のサスペンションを切り離してみました。グヨグヨする。素敵。こちらをアームの基部に取り付けるらしいです。
実際に足回りを仮組してみました!コイルスプリングに合わせてアームも動いています!素晴らしいギミックですね!
ただ、可動化するに当たって気になる点がありました。
まず一つ目は、サスペンション(というよりアームが)スムーズに動かない事です。
上の図のように、サスペンションが沈み込むと、コイルスプリングの基部が斜めになり摩擦が増えてしまっているみたいです。プラモデルとして動かさずに保管するのであれば良いのですが、ラジコン化を目指しているのであれば、サスペンションがスムーズに動く事は最重要課題になるため、なんとかしたい所です。
二つ目は、サスペンションの可動範囲が狭い事です。おそらく実際のE-100もそんなにアームの可動範囲は広くなかったと思うのですが、可動化するのであれば少し大き目に動いた方が見栄えが良いのです。
こんなに素晴らしい足回りを提供しているキットに対して、とても申し訳ない行為なのですが、プラ製のサスペンションは使わずにトーションバーサスペンションにしてしまう事にしました。
幸い、E-100のように転輪が巨大な戦車だと、内側の構造が変わっていても履帯と転輪で目立たなくなるため、この方針で進めてみようと思います!
転輪の作成(内側)
という訳で、足回りの作成をしていこうと思います!
こちらが転輪を支えるアームパーツです。今回はトーションバーサスペンションに生まれ変わってもらいます!
KV-1の時と同様にピアノ線と、アームを加工していきます。今回、0.6mmのピアノ線を使うのですが、ちょっと失敗でした。理由は追って説明します。
アームパーツの軸中央には「ここに穴を開けろ」と言わんばかりのくぼみがあるため、そこめがけて0.6mmのドリルで穴をあけていきます。
こんな感じです!力ずくでやろうとすると、穴の角度が曲がってしまう可能性があるため注意しながら進めました!
ピアノ線の長さを良い具合にして切ります。
次は一旦アームに戻って、転輪側の凸部分をニッパーで切ります。これは、転輪をネジ止めする為にやっています。
こんな感じで切り落としました。切った側はヤスリで平にして、その中央にφ1.0mm程度の穴を空けます。
で、ピアノ線のアーム側を折り返すように曲げます。この時、ピアノ線をアームの穴に通さないで曲げると、折れ曲がったピアノ線と、穴の開いたアームが分離した状態で手元に残るという残念な事態が発生します。「そりゃそうだ」と思うじゃないですか。私はうっかりやってしまいました。
画像の通り、穴が二か所開いていますが、サスペンション位置決めが今一つだった為こうなっています。このへんは転輪と履帯を付けると見えなくなると思うので、多少雑でも大丈夫だと思っています。
転輪を回転させつつ、固定する方法として、ホームセンターに売っているちっこいネジを使っています。ネジの型番とかはわかりません。なんか小さいヤツです(雑)。また、転輪が外側に外れないようにするため、ワッシャーを転輪外側に配置しました(ワッシャーと転輪は接着していません)。
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こんな感じです!グヨグヨしつつ、転輪はスムーズに回っています!
こんな感じで、内側の転輪のアームが全て終わりました!
失敗しました…明らかにサスペンションが硬すぎる…上に500gくらいの重さがあっても余裕の足回りになってしまいました。本物のE-100と同様に超重量級のラジコンにしろという事なのでしょうか…
車体乗せてみました!上部があると印象が変わりますね!起動輪とか外側の転輪を付けたら、英軍が見つけた時のヤツみたいになりそうです。
※wikipediaの「E-100」よりイメージ画像
足回りは硬いですが、とりあえずこのまま進めてみようと思います!
履帯の作成
では次に履帯を軽く組み立てて行こうと思います!
このキットの履帯はゴムベルト式では無く、プラスチック製の連結履帯が付属しています。
軽く連結してみました。連結は履帯の左右に一か所ずつ出っ張りがあり、小履帯の凹に嚙合わせるという物です。
裏側はこんな感じです。ちょっと不安なのは履帯が取れやすい事でしょうか。左右の出っ張りだけで連結しているので、少しの力でも外れてしまう事があります。可動化する際はバイスで穴を空けて、金属線でも入れないと駄目かも知れないですね。
ちょっと指が滑って親指を怪我しましたが、よくある事なので大丈夫です(気を付けろ)。
転輪の作成(外側)
では次に外側の転輪を取り付けて行こうと思います!
外側の転輪と干渉する事はありませんが、
先ほども言いましたが、内側のサスペンションが硬すぎたので、外側は気休めに柔らかくしてみようと思います。試しに0.5mmのピアノ線でトーションバーを作ってみました。
ここからは同じ作業の繰り返しなので、一気に作りました!
とりあえずこんな感じで足回り(転輪部分)は完成です!
上から見るとこんな感じです!ピアノ線と車体の接着はいつもの瞬間接着剤を使いました。
奥の転輪は0.6mmのトーションバーサスペンション(ピアノ線)です。
手前の転輪は、少し柔らかい0.5mmのトーションバーサスペンション(ピアノ線)です。うん。明らかに硬さが違う…数値としては誤差みたいな違いですが、実際に使ってみるとかなりの差がありますね…
ちなみに裏側はこのようになっています。なんかダンゴムシひっくり返した時みたいに、見てはいけない部分が見えている感があるので、ぞわっとする方もいるかも知れません。
E-100は左右のアームが後ろから前に出る方向に出ている方式になっています。また、横置きトーションバーサスペンションで、同じ方向にアームが出ていると、左右の転輪位置が微妙に異なってしまうという事態が発生しがちですが、コイルスプリングのおかげで左右の転輪位置が同じ所にあるのも特徴的ですね。
本来アームと車体の間にあるはずのコイルスプリングが無いので、すっきりした印象です。アーム部分を見るとピアノ線がはみ出していたりしますが、上からは見えないので問題ないでしょう。
動画
サスペンションをグヨングヨンさせている時の動画をTwitterに貼りました。
久しぶりの投稿です😀
アミュージングホビーのFLAKPANZER E-100の足回りを組み立ててみました!
キット付属のプラスチック製のスプリングをやめて0.6mmピアノ線トーションバーにしたんですが、ちょっと硬すぎました…
0.4か0.5mmのが良かったっぽいです🙃 pic.twitter.com/tlN9pTi1PD
— おりくらしげる (@shigeruorikura) September 24, 2021
現時点で良かった事は、転輪の回転がスムーズな事でしょうか。転輪が大きいので加工しやすく、古いキットでは無いので歪みも少ないです。
でも、やっぱりサスペンション硬すぎたなぁ…
砲塔
ちょっとだけ、砲塔を見て行こうと思います!
画像の通り、砲塔には押しピン?のような物が大量に出ています。
これらは以前同様カッターで切っていきます。
以前紹介しましたが、今後砲塔旋回装置を入れる場合は、「タミヤ ホップアップオプションズ OP.1170 TA05 ver.II ローフリクションドライブベルト (342mm) 54170」をインターナルギアとして、回転させてあげようと思っています!
仮でドライブベルトを巻いてみましたが、ターレットがでかすぎて足りてないですw新しいヤツをカットして使わないと駄目ですね。
さいごに
という訳で、今回はアミュージングホビーの1/35スケールFLAKPANZER E-100の記事でした!
足回りを作っただけの記事なので、サクッと書けるかな?と思っていたのですが、最終的に結構時間がかかりました(ヽ”ω`)
この車両も他の車両そっちのけでお手付きで作ってしまったので、今後続きを作成するのは結構後になってしまうかも知れません。。
今回はこれで終わりです!また何かあれば記事を更新しようと思います!ではでは~
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