2021/07/11
今回も前回に引き続き、アミュージングホビー 1/35 ARL44を作っていこうと思います!
PWMドライバを入れる場所について
以前、こちらの記事にも書いたのですが、サーボモータを制御するためにPWMドライバを入れ込もうと思います!※肝心の本家MarkⅣの記事が進んでいないので恐縮なのですが…
で、今回ARL44に使うPWMドライバは「SONONIA PCA9685」を使おうと思います。MarkⅣの記事で使っているモータードライバと微妙に商品が違うのですが、基板上に乗っているチップは同じPCA9685なので同様に使えるはずです。
※上が今回使うPWMドライバ。下がMarkⅣで使ったPWMドライバ
大きな違いとしては、サーボモータ用のコンデンサが容量が違いますね(青い方は1000μF、今回の赤い方は220μF)。サーボモータを16chフルで使う場合には影響を考えなくてはなりませんが、今回のように小さなサーボモーターを2~3個使う分にはこれで問題ないかと思います。というか問題が出てから考えようと思います(またも無計画)。
今回はPWMドライバを砲塔に入れようと考えているのですが、←この時は砲塔に入れようと考えていたのですが、試行錯誤していたら結局車体に入れた方が都合が良い事がわかったので、最終的にPWMドライバは車体に入れる事になりました。今回の記事では砲塔にPWMドライバを入れる前提で話が進みますが、流し見程度に見ていただけるとありがたいです(無計画だとこういう事になるんですよw)。
PWMドライバのサイズ問題
で、もう一つ問題が…PWMドライバを砲塔に入れる場合も車体に入れる場合も、サイズが少し大きいせいで微妙にはみ出てしまいます。
なのでPWMドライバの基板を削る事にしました。
リューターの先にプロクソン(PROXXON) 切断砥石を取り付けて、少しずつ削っていきました。本当ならPCBカッター とかで削るのでしょうけど私はもっていないので、リューターで代用です。
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こんな感じです。かなりコンパクトになったのではないでしょうか?
良い具合ですね。砲塔に入ても問題なさそうなサイズです。
サーボモータ用の電源コネクタもハンダ吸い取り線を使って取り外しました。これでPWMドライバの加工は終わりです!配線などの詳細はまた別記事にまとめようと思います。
※ちなみに加工が終わった後、リューターを机に置いたのですが、うっかり切断砥石を割ってしまいました。横方向の衝撃に弱いのは分かっていたつもりなのですが、こんなに簡単に割れるとは…今回初めて使ったので、ちょっとびっくりしました。今後取り扱いに注意ですね。
サーボモータによる砲の上下
砲を上下に動かすギミック部分を作成して行こうと思います!動力源に「XCSOURCEのマイクロサーボ」を使おうと思います。
どのようなギミックを入れるのかは決めていたのですが、肝心の「使うサーボモータをどこに入れるのか」という事を決めていませんでした(無計画)。色々と試してみた所、ちょうど車長用のキューポラ直下あたりに入れるのが良さそうでした。
ここに入れて駐退機の一部に噛ませる事で砲身の上下が可能になります。
「プラ材 3mm コの字形棒」を使って駐退機に出っ張りを付けました。
更に強度を上げるために、駐退機の上に補強を追加します。
こんな感じです。これで砲身の上下が行えるようになりました!以下動画です。
ARL44の砲身を上下させるテストをしてみました!
底蓋をすると砲塔旋回のギヤに駐退機が干渉してしまい仰角が取れ無いです(^^;)
強度面にも不安があるので色々と試さなくては🤔 pic.twitter.com/LeaeC6Yj7C— おりくらしげる (@shigeruorikura) October 26, 2019
でもここにきて新たな問題が…
仰角が取れない問題
今まで作成してきた装置を全て入れて動かして見た所、砲の上下(仰角/俯角)を動かしたとき方を上に向ける仰角がほとんど取れず、ちょうど水平で止まってしまう事がわかりました(俯角はかなり取れる)。
砲塔旋回装置で回転させられるギアの取り付け金具に駐退機が干渉してしまう事が原因でした。
重戦車は少しだけ仰角を取っているイメージが強い気がする(そしてその方が格好良い)のでもう少し仰角を取れる様に改善しようと思います。せめてARL44のパッケージと同じくらいの角度を目標にしたいです。
また、サーボモータのアームを引っ掛ける下部も干渉していたので、より薄くするために「ユニバーサル金具」を使いました。
あとは、砲塔旋回装置のギヤを下げます。
砲塔旋回装置の位置下げ
一番の問題だった「砲塔旋回装置で回転させられるギアの取り付け金具に駐退機が干渉してしまう」を解決するために、ネジを小さくする等いろいろ試してみましたが、結局砲の仰角取れない問題を解決するには実際の戦車のように、方を上に向けた時、駐退機が砲塔リンクの中に収まるようにする必要がありました。
なので実際の戦車の様に砲塔バスケットっぽくしてギヤの位置も下げる事にしました!
最終的にはこんなイメージになるかと思います。
さっそく位置下げを行うために「ユニバーサル金具」を万力でギッチギチに固定して、ペンチで45度くらいの角度を付けて曲げました!
以前取り付けたギヤと金具は、砲塔の床に瞬間接着剤で接着していましたが、力技で無理やり引き剥がしました(野蛮)。
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そして最終的にこのようになりました!
良い具合ですね!ギヤの位置は砲塔をぐるぐる回しながら円の中心に来るように微調整を行いました。
かなり職人技的な加工をしたので、再度同じモノを作れる自信がないですw。
※気持ちちょっとだけ仰角が取れるようになりましたw
砲塔旋回用のギヤ位置を下げた事で、砲塔旋回装置の取り付け位置も下げる必要がありますが、それはまた次の記事にしようかと思います!
さいごに
というわけ今回の記事は終わりです!着実に進んではいるのですが、なかなか速度が出ていないですw。
無駄な情報が多い事も原因かと思います(ブログを書いている私自身「こんな図いらないだろ」とツッコミながら進めているのですが、性格なのか気が付いたらつい図などを描いてしまっていますw)。少しずつ進めていくつもりなので気長に見ていただければありがたいです!ではでは~
関連URL
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