2021/07/11
ファインモールド 1/72 陸軍150t超重戦車[オイ] を作成していきます。
前回は主砲が途中まで完成したため、引き続き、砲塔上部のキューポラ、ハッチ、機関銃架を作成します。
サクッと完成しました!車体前面の副砲と合わせるとこんな感じです。
なんとなく、主砲塔のキューポラ部分に副砲塔を乗せてみました(笑)。
ここまで主砲上部に大きな副砲が載った戦車って意外とあんまり無いかも知れないですね(私が知らないだけかも知れません)。「砲」では無いですが、M3 Leeの副砲と銃塔はこの構成と似たような感じですよね。あと第二次世界大戦では無いですがM48、M60パットンシリーズの銃塔型キューポラもこんな形状をしています。関係無いですが、あれくらいの年代の車両も今後作って行きたいです。AMX30とかMBT70とか…
こうしたくなりますよね。こうしたくなるんですよ。
車体に出来上がった砲塔を乗せてみました。あとは車体後方の副砲だけです!
こちらが車体後方の副砲に使うパーツです。車体前面にある副砲と異なる点は、用いられる装備と砲塔の形状です。まず装備ですが、資料には「最後部の銃搭には機銃が連装とされた」とあり、明確にどのような機銃が搭載される予定だったという表記は無いようです。おそらく当時、日本戦車の機銃として多用されていた「九七式車載重機関銃」が使われる事になったのではないでしょうか。このキットには「九七式車載重機関銃」と思われる機銃が2機内包されており(独特な防弾器の形状から勝手にそう判断しました)、それを連装するため、防盾の形状が他の副砲塔より幅広くなっています。
九七式車載重機関銃を連装した部分と砲塔、キューポラができました。
あとは上面装甲を取り付ければ副砲塔の完成です!これで全ての砲塔が
/でき\
/まし\
/た!\
/チーン!\
塗装はまだ出来ていませんが、これでオイのベースは完成です!いやぁ、ここまで作るのにも意外と時間がかかってしまいました。
いざ完成すると凄い格好良いですね!オイ!
WoTでは良く使っていましたが、最近はめっきり使わなくなってしまいました(車高の低い敵車両が、本車の側面に入り込んできて一方的に打たれて積む事が多いので…)。
後部砲塔です。機銃が連装されていますが、おそらく対空攻撃を意識したものでは無く対人用っぽいですよね。フェルディナンドなどがそうですが、大きくて重い戦車は歩兵による対戦車攻撃でやられてしまう事があるので、車体後部の索敵は重要な役目だったと思います。
左側面図です。うーん、どこから見ても凄い形をしていますね(笑)。
戦車としては異常なまでに巨大ですが、第二次世界大戦中に巨大な戦艦をバンバン作っていた日本ですから、この手の戦車を作る事は無理な話ではなかったのかも知れません。
砲塔の向きをバラバラにしてみました。索敵しているイメージですかね。
オイの主砲塔は重すぎて手動での砲塔旋回は意識していなかったそうです。タイガーなどは非常時に砲手と車長が手動で砲塔旋回できたそうですが、オイはそういう機構もなかったんですかね。
(゚д゚ )
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これは完成後のランナーです。中央にある「仕切り」パーツ以外は全て使いきりました。無駄がないですね!逆に言えば予備などの余裕が無いとも言えるので、パーツの紛失には注意が必要です。
今回はこれで終わりです。次回は塗装になると思います!
※私の場合、塗装前の状態で何年も放置してしまうこともざらにあり、現時点で結構な数のプラモデルが塗装前状態で放置されています(笑)。でも焦るとロクなことにならないので、気長にやろうと思います(そしてまた何年も経過するんですよね)。