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enkeeoのポータブル電源 S155を買ってみた

time 2020/01/29

enkeeoのポータブル電源 S155を買ってみた

今回はポータブル電源を購入してみたので、ちょっと記事にまとめてみようと思います!

購入経緯

近年、私が住んでいる環境であんなことこんなことがあって停電する事が多々ありました。特に北海道で冬の停電は死活問題になる事があるので、何とかならないかなぁと思っていました。最近はAmazonで安いポータブル電源が売っており、コンセントと同じAC100Vを出力できるものが多々あるので、いざという時用に買ってみる事にしました。

今回「enkeeo ポータブル電源 S155 42000mAh/155Wh 家庭用蓄電池」という物を購入してみました!これで色々なものを動かせるのでは??

そんな事を考えて色々と試したりしてみましたので、記事にまとめてみました!

外観

購入してすぐに商品が届いたので見てみます!

こちらが発送時の段ボールです。(画像は既に段ボール開けてしまっています)結構なサイズ感ですね。

段ボールの中身はこのようになっていました。エアクッションに挟まれてしっかりと梱包されています。商品自体はビニールに包まれていました。

ビニールから出した状態です。これだけでもまぁまぁなサイズ感ですね。

サイズ比較のために2Lのペットボトルを置いていますが、こんな感じです。いつもは箱のサイズを書くのですが、今回サイズ測っていませんでした(汗)。しかもダンボールは廃品回収の時に出してしまったのでもう測れませんw。

ただ、Amazonの商品説明の詳細情報の梱包サイズの所に21.1 x 9.2 x 18.8 cmと書いてあったので、多分そうなんだと思います(適当)。また、発送重量は2.4Kgとの事です。

中身

では早速中身を見てみましょう!

箱を開けると何やら紙が入っていますが、こちらは後で確認する事にします。

下にある黒い段ボールを引っ張るとポータブル電源の本体が出てきました。緩衝材はかなり分厚く入っているので、輸送の衝撃で本体に傷がつくことはなさそうですね。

本体を取り出してみました。本体にはプラスチック製の取っ手が付いていて、簡単に持ち運ぶ事ができます。本体のみの重さ1.68Kgだそうで、見た目の印象通りの重さという感じです。あとプラスチック製の取っ手は歪みもなく、しっかりとした印象でした。

本体の正面です。大きさ比較のために2Lのペットボトルと並べてみました。画像の通り、ライトがついており、懐中電灯のように使う事もできます。

こちらは側面から見たイメージです。

何も考えず電源ボタンを押してみました。画像のように緑色の7セグメントLEDに”dC”と表示されました。そのまんま直流という事なのでUSBとかの電源がオンになったようです。また、一番左側の表示は電池残量で、届いた時の時点で100%よりちょっと少ない3/4くらいの状態でした。

右側にある”AC”と書いたボタンを押すと、今度は7セグLEDに”AC”と表示されました。これでコンセントのAC100Vがオンになったみたいです。ちなみに電源をオフにする時は電源ボタン(左側のほう)を長押しすればOFFになるようです。

こちらは「うしろ側」です。AC100V出力のコンセントやUSBコネクタなどがあります。左側からAC100Vコンセント(アース付き)、AC100Vコンセント、USB3.0コネクタ(表面に”QC3.0 18W”と印刷されています。これはQuick Charge(クイックチャージ)の略で、スマートフォンなどを充電する時用に使う専用端子のようです。記載されている通り、18W(5.0V3A)を出力する事ができるようです)、USB2.0コネクタ×2(こちらは何アンペア出せるか不明ですが、USBの規格に沿っているのなら500mAは出るはずです)。

こちらは「まえ側」です。画面左側に超高輝度LEDのようなものが写っていますが、これは懐中電灯のように照らすことができるライトになっています。その右側にはライト用のボタンがあります。一番右側にある”DC IN”と書かれた穴は、このポータブル電源を充電する時に使う入力端子です。

付属品

では付属品を見てみようと思います。

こちら、先ほどさりげなく取り出していた付属品が入った箱です。

中身はこのようになっていました。ケーブル類が合計で4つ入っています。

こちらはシガーライターソケット(12v)用のケーブル類です。自動車の中で使う時に用いるケーブルですね。上が車からポータブル電源を充電するためのケーブルで、下がポータブル電源からシガーライターソケットで動作する装置に電力を供給するためのものです。

こちらは見たまんまACアダプタです。15Vで2Aなので30W級ですか。コンパクトながら結構パワフルなアダプタですね。ちゃんとPSEマークありです。このアダプタを使って、ポータブル電源を充電します。

最後はこちらのケーブルです。これは….なんだこれ。いや、本当に見たことないケーブルが出てきました。Amazonの商品説明を読んでみたら、同社で出しているソーラーパネルと接続するためのケーブルだったみたいです。たぶんこういうのと接続するのだと思うのですが、持っていないので何ともわかりません。とりあえず今回は放置しておきます。

使ってみた

このポータブル電源を使ってスマートフォン(xperia 1)を充電してみましたが、問題なく充電できました。

また、スマホ一台充電しても、ポータブル電源のバッテリー残量が減ってませんでした(笑)。

xperia 1のバッテリー容量は3,200mAhなのに対してポータブル電源は42,000mAhなので、物凄い単純な計算をするとスマホの充電50%くらいなら4%くらいの消費なのでたかが知れているのでしょう(計算ガバガバなので参考程度にしてくださいw)。ただ、このポータブル電源はどちらかと言えば、いざという時にコンセントを使えるようにしたいという事が主目的なので、その時がきたらスマホの充電はノートPCやモバイルバッテリーから行うと思います。

懐中電灯

先ほど説明した懐中電灯機能を試してみました。

使い方はライトの下にあるボタンを3秒長押しすると点灯します(多分ですが、ボタンを押してすぐにライトが付かないのは、間違えてボタンが押されてしまった時にLEDが付きっぱなしになってしまうのを防ぐためではないかと思います。例えばリュックに入れていた時とか気が付かずに付きっぱなしになり、いざという時に電池切れとなるのを防ぐとかそんな理由ではないかと)。一度ライトがONになると、その後ボタンを短く押すたびに常時点灯から点滅→SOS→オフにを切り替える事ができるようです。

結構な明るさです!

部屋の電気を消してみました。十分な明るさですね!屋外で試せていませんが、停電時に室内で使う分には十分かと思います。

ボイラーとの接続

私が住んでいる賃貸のガスはプロパンガスなので、プロパンガス用のボイラーが設置されています(地域的には都市ガスがあるみたいですが、この賃貸はプロパンガスでした。都市ガスの方が月々の料金安いので羨ましいです)。

こちらは「リンナイ rux-1616ffu-e」というボイラーです。

LPガスを用いるボイラーですが、動作するための電源が必要になります。当たり前の話ですが、停電時にガスや水道は動いていてもボイラーが動かないと温水は出ません。なので当然、お風呂には入れなくなってしまいます。※冷水で入るという手もありますが、風邪をひく可能性大です。

書いてある範囲だと、112Wあれば動作するようですね。ポータブル電源は瞬間最大電力150Wなので、問題なさそうです。

コンセントから起動した時と同様、普通に動きました。この状態でシャワーを30分くらい浴びてみましたが、何も問題なくお湯が出ていました。これで、停電時もお風呂に入れそうです。

※会社の給湯室にある瞬間湯沸かし器が単一乾電池で動いていたので、この手のものは案外電力を消費しないのかも知れませんね。あまり詳しい事はわからないのですが、ガスコンロと同じように、最初にガスに点火するためのスパークを出すために電源が必要であり、それ以外の管理用電源(温度設定とかするためのやつ)にはあまり電力使わないのではないかと勝手に思っています。すみません、憶測なので詳しい事はわかりません(汗)。

注意点としては、停電時にシャワーを浴びる時、電球と換気扇が止まっているので、真っ暗な中、部屋の湿度をガンガン上げながらシャワーを浴びなくてはならないという事でしょうか(笑)。

ストーブとの接続

次はストーブについて見てみましょう。結論から言うと、私が住んでいる賃貸ではこのポータブル電源でストーブをつける事はできません。実は購入前から分かっていたのですが、ちょっと理由などを含めて紹介しようと思います。

私が住んでいる賃貸のストーブは「コロナ FF-VG4214S」という物ですが、こちらの電源規格を見てみます。

写真の通り「燃焼時消費電力」(普段ストーブが動いている時の電力)は34/32W(北海道は50Hzなので34W)で問題ないのですが、「最大消費電力[点火時]」(ストーブを最初に点けた時)は650Wの電力を消費します。今回購入したポータブル電源は瞬間最大電力150Wなので、ストーブを点ける時の電力が足りません

また、住んでいる地域が停電になると、管理用の電源が切れて灯油ポンプが作動しないため、結局ストーブはすぐ消える事になります。これが、例えば一階に住んでいれば灯油ポンプが必要ない場合などがあると思いますが、賃貸でよくある4階建マンションで2階以上の所に住んでいる場合は基本的に動作しなくなるのではないかと思います。現に各部屋の電源はついているのに管理電源だけ落ちた事があるのですが、その時はストーブがすぐ止まり、灯油不足のエラーを表示していました。

けつろん

ボイラーは動くけどストーブは動かないという結果になりました。

ストーブについては種類によって大きく異なる(ストーブのサイズや都市ガス、プロパンガスを用いるストーブだともっと低消費電力のはず)ので、もし同様の事を検討されている方がいれば、この辺も踏まえて考えてみると良いかも知れません。

ちなみに私はカセットガス ストーブなどを買って、もしもの時に備えようかなと思っています。もちろんこの手のストーブは換気が必要になりますが、シャワーだけ動いても湯冷めするだけなので、一つの部屋の一角を温める程度の装置をもって置いた方が安心感が大きいです。

他にもテレビとか色々と試せる家電はあるのですが、正直非常時に必要そうな家電はそんなに無いですねw。冷蔵庫のようにコンスタントに電力を消費するものは試せていないので、今後試してブログにまとめるかも知れません。

さいごに

という訳で今回はポータブル電源を買ったという記事でした!

当たり前ですが、停電は発生しないに越した事はありません。しかし、現にここ数年停電してしまう事態が何度か発生しているので、徐々に色々と備えている感じです。

今日はこれで終わりです!また何かあれば記事を更新しようと思います!ではでは~

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おりくらしげる

個人的に自由研究をやるおじさん。やりたいことが多すぎて全てが中途半端になるけど、それもまた一興。

 

人生短いよね。500年くらいあればよいのに。嘘、そんなにはいらない。

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