2021/07/11
今回も前回に引き続き、アミュージングホビー 1/35 ARL44を作っていこうと思います!
やること
今回は砲塔を作成していきます。ARL44の砲塔はキングタイガーと同じ位のサイズがあり、1/35スケールでもとても大きいです。なので、色々なギミックを搭載させる事ができそうなので試してみようと思います。
とりあえず思いついたギミックを以下に記載してみました。
・マズルブレーキにLEDを搭載する
・砲の駐退機を作成
・砲の上下(仰角/俯角)
欲望のままにギミックもりもりですが、やっていこうと思います!
マズルブレーキにLEDを搭載する
よく市販されているラジコン戦車の主砲発射のギミックとしてBB弾を発射するものや、砲塔に搭載されたLEDが一瞬光るというものがあります。さすがに1/35スケールでBB弾を発射するのは厳しいものがあるので、今回はLEDを搭載する事にしました!
LEDの選定
今回、マズルブレーキの中にLEDが収まればOKなので、LEDは3mm/5mmのLEDではなくチップLEDを購入する事にしました。チップLEDは草心デジタルさんで購入しました。※確認メールや発送が迅速で驚きました。また利用したいです。
一番小さい「電球色1005 チップLED」を購入しました!20個入りなので失敗とかしても安心!ついでに「白色 1005 チップLED Typ(120°250mcd)」も購入しました。
1005なので、名前の通り1.0mm×0.5mmです。本当に小さい。
とりあえず適当な基板に一つ半田付けしてテストしてみました。結構明るいです!ちなみに電源は5.0vで抵抗は375Ω(75Ω×5)です。
※LEDの仕様が電圧3.0~3.2v、電流5mA推奨(Max20mA)だったので、電源が5.0vの場合だと360~400Ωくらいの抵抗を入れればLEDに流れる電流は5~6mAになるかと思います。
あとは上図のように、チップLEDにリード線をハンダ付けして、砲身に組み込めばOKです。※今回はチップLEDだけの商品を購入しましたが、小さすぎて取り扱いが大変だったので「配線付き1005チップLED」の方が良かったかも知れません(汗)。
砲身の加工
LEDのケーブルを通すため、砲身は空洞になっていた方が良いのですが、アルミ製の砲身は空洞がありません。
もちろんこれに穴あけ加工すれば空洞を作ることが出来ますが、私の部屋にある加工環境では難しいです。なので、今回はプラスチック製の砲身を使おうと思います。※せっかくアルミ砲身ついているのに勿体無い
幸いプラスチック製の砲身には画像の通り空洞があるので、リード線を通せそうです。
プラスチック製の砲身は左右に分割されており、それを接着する時に位置がズレないようにするため、4箇所に位置決め用の出っ張りがあります。これがあるとリード線が通せないので、削り取ろうと思います。
こちらは砲身の付け根の部分です。貼り合わせた状態でセロテープで仮止めしました。この中央に穴を開けて最終的に2.5mmになるまで広げていきます(穴を広げる過程の写真は撮り忘れました…)。また、砲身内の出っ張りはカッターで削ろうと思ったのですが、綺麗に削り取る方法がありました。
ARL44のプラスチック砲身砲身内部外径は2.5mmなので「ウェーブ NEW C・パイプCセット (1.5/2.0/2.5/3.0)」に入っていた外径2.5mmがピッタリです。
この外径2.5mmの真鍮製パイプをリューターの先に付け回転させ、徐々に削り取る作戦です(こちらも作業中の画像を撮り忘れましたorz作業に集中すると写真撮り忘れるんですよね)。加工中は砲身が熱くなるので休み休み進めました。多分加工には20分くらいかかったと思います。
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最終的にこうなりました。バリが残ったりするかと思いましたが、思いの外上手く削れました。リューター(Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター FINO(フィーノ))もウェーブ NEW C・パイプCセット (1.5/2.0/2.5/3.0)も良い買い物でした!
LEDの取り付け
次はLEDを取り付けていきます。まずハンダ付けなのですが、またしても写真を撮り忘れましたw。
やった事は上図のようにシンプルにリード線をハンダ付けしただけです。+はよく電子工作用に売られているリード線をそのまま使い、―はリード線の被膜を剥がして銅線むき出しで使いました。こんな事するくらいなら「配線付き1005チップLED」や「チップLED配線付き 抵抗付属 20本入り」を買うとか、ケーブルに「極細リード線」を用いた方が良いかと思います(今更感)。
この空洞にそのままケーブルを通しても問題ないのですが、駐退機やマズルブレーキ取り付けのために、真鍮製のパイプを少し前後にはみ出るように取り付けました。マズルブレーキ取り付け方向は10mm程度はみ出ています。付け根はとりあえずの長さなので、後々かわるかもです。
LEDが小さすぎて写真で見え辛いのですが、こんな感じてLEDが付いています。また、リード線だけではLEDの位置がずれてしまうので収縮チューブをリード線かぶせています。
マズルブレーキを取り付けてLEDに電流を流すとこんな感じです!良さげですね!
最終的にはこんな感じになりました!これだけでも「主砲を撃っている感」が出ていると思います。
さいごに
今回の記事もまとめるのに随分時間をかけてしまいました。10月はもっと記事更新できる予定だったのですが、気が付けば11月になってしまいましたwこのペースだといつ終わる事やら…
今回はこれで終わりです!次回は駐退機の話をやろうかと思っていますがいつやるかは不明ですw!ではでは~
関連URL
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アミュージングホビー 1/35 ARL44 をラジコン化してみた(その3)~砲塔旋回装置の作成~
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