2021/07/11
今回もAMX-13のネタをやろうと思います!
前回は車体を作成する所まででしたが、今回は砲塔付近を作っていこうと思います。
前回ちょっと気になった所ですが、タミヤの1/35モータライズシリーズに使われているギアボックスがどんな具合なのかあてがってみました。
良い感じですっぽりと入っていますね。実際に転輪までの加工をしていないので、決めつける事ができないのですが、こちらのギアボックスの方が空間に余裕がありそうでした。
では、前回作り切れていなかった車体を引き続きやって行きます。車体上面パネルの裏側はこのようになっており、おそらくラジエーター用のファンなどが取り付けられそうです。実際にモーターを取り付けて回したら面白そうだと思ったのですが、外側には空気取り入れ口の部分にエッチングパーツを取り付けるので、実際に回っていても目立たなそうですね。
で、このキットで気になったのは、結構加工点が多いかと思います。説明書にある通り、カッターで切り離すというのは往々にしてあるのですが、1mmのドリルで穴を開ける部分が結構多いです。どこのメーカーか忘れてしまいましたが、T-80uの砲塔もかなりの穴を開けた記憶があります。
こちらはトラベリングロックです。移動時や普段使わない時に砲がへたらないように固定するための物です。右上二つのパーツは車体に取り付ける部分です。せっかく一部可動ならもっと動かせるようにするとおもしろそうですね。
説明書の順序とは異なりますが砲塔部分を作っていきます(順番通り作りなさいよw)。
砲塔部分のメインはこちらですね。AMX-13は砲塔の仰俯角を撮る際に「砲塔ごと傾ける」ためこのような構成になっています。
金型の形成の関係なのか構造の関係なのか不明ですが、砲塔根本の部分はパーツが分かれていました。
次は砲塔を支える部分を作っていきます。また1mmドリルで穴を開けるんですね。このキット本当に穴あけ加工が多いですね。もちろん穴を開けるだけなので難しい事は何もないのですが、穴あけ漏れが発生しそうで怖いです。
砲塔側面に穴あけ完成しました。なんだか画像の色がやたら白っぽくなってしまいましたね。今回Xperia 1で写真を撮ったのですが、まだ使い慣れていないです。
こちらは砲塔の上下をさせるためのポリキャップ(小)です。転輪に使っていたポリキャップと同じサイズですね。
ポリキャップとポリキャップカバーを砲塔内側に設置していきます。
こちらは砲塔とポリキャップをつなぐためのピンパーツです。
砲塔側面に…
このように取り付けます。実際の車両はどのようになっているんですかね?
こちらは主砲です。画像がやたら白くなってしまいました…これくらいの砲サイズだと左右に分かれて2パーツで構成される事が多い気がしますが(AMX-13と同系統の砲が搭載されているタミヤ1/35パンターG型の7.5 cm KwK 42は分かれていたはずです)、この砲はワンパーツで形成されていました。
砲と砲塔は間に1パーツ挟んで取り付けます。その前にマズルブレーキを作成します。
マズルブレーキのパーツです。こちらは2パーツで構成されていますね。
こんな感じ。
砲塔を取り付けました!おぉ!戦車っぽさがグッと増しましたね!
今度はマフラーを作っていきます。2パーツで構成されており、左側が車外に向けて排気ガスが出る部分で別パーツになっています、右側は車体側です。
こんな感じで取り付けます。自衛隊の61式や74式戦車のように車体側面に配置されているんですね。また、マフラーの上側はこのようにがっぽりと穴が開いています。
上からカバーを取り付けてマフラー付近は完成。
砲塔下にあるキャンパス(粉塵が入らないようにする布)がプラスチックパーツで形成されているのですが、これを取り付けると、砲塔が一定の角度以下に下げる事ができなくなります。
キャンパスを外すと、このようにトラベリングロックで砲を固定することができます。今回はキャンパスなしで行きます(画像検索すると結構ない車体の画像も出てくるので今回はそのまま進めます)。
トラベリングロック部分を作ります。キャンパスなしで、せっかく砲塔を上下動かせるので、トラベリングロックも可動化して、ロック部分を動かせるように加工していこうと思います。
といっても、蝶番の部分とトラベリングロックがクロスする部分、あと車体でトラベリングロックを固定するピンパーツに0.3mmの穴を開けて、適当なサイズのピアノ線を通すだけです。
こんな感じです。さらっとやったように見えるかも知れませんが、地味に疲れました…
トラベリングロックが良い感じになりました!カッコイイ!
トラベリングロック展開状態。
ロック解除状態。
トラベリングロックをしまった状態。
うーん良いですね!完成したら全く使わなくなりそうなギミックですが、自己満足の世界ですので良いのです。また少しでも手間を多くかけると愛着が沸くのでこれもまたよしかな、と。
今回はこれで終わりです!またどこかのタイミングで記事を更新しようと思います!ではでは~
前回↓
タミヤ 1/35 AMX-13 を作ってみた(その1)
一覧↓
タミヤ 1/35 AMX-13 を作ってみたシリーズ