2021/07/11
最近ソニー ウォークマン Aシリーズ(NW-A55HN)を購入したので簡単にレビューしてみようと思います!あくまで私個人の主観のレビューなので結構感覚値で記載している部分が多いですがご容赦ください。
購入経緯
何年か前までは地元の岩見沢から札幌まで電車で通っており、その際ノイズキャンセリング機能や音質の高さからWarkman(Sシリーズ)を好んで使っていました。ただ毎日1時間以上使っていると経年劣化によりイヤホンが断線してしまうという問題が発生し、SONY純正のイヤホン単体では値段が高かった(7~8,000円)こともあり、本体ごと買い替えるという運用をしていました。
最近はWalkmanを使っている時間が減り、以前ほど買い替える機会が少なくなっていたのですが、さすがに古くなってきたので買い替えることにしました。
Warkman NW-A55HN
今回購入したのは「ソニー ウォークマン Aシリーズ(NW-A55HN)16GB」です。できれば今までと同じようにSシリーズを買いたかったのですが、今出ているSシリーズは安っぽく液晶の品質も下がっているように感じ、買う気にはなれなかったのでこちらにしました。15,000円近い金額で10年近く前のWarkmanと同等かそれ以下というのはちょっと、あまり批判的なことは書きたくないのですが、さすがにあれは無いですSONYさん(と言いつつ家はSONY製品まみれなのはここだけの話)。
純正品で固めたいので、イヤホン付き版にしました。
ついでに純正カバーも購入しました。液晶の保護シートもついているので本体への傷や汚れを気にする場合はこれさえあれば問題なさそうですね。
ではさっそく開けていこうと思います!箱の中にはさらに箱が入っていました。保証書も入っているので要保管ですね。では内箱も開けてみます。
箱を開けるとさっそく本体が出てきました。ピッカピカですね!
Walkman本体が入っていた枠を取り出すと、その下からイヤホンが出てきました。
イヤホンが入っているプラスチック容器を箱から取り出すと、さらに下に小袋が入っています。
一番下の階層には、PCとWalkmanをつなぐためのUSBケーブルとイヤホン用の耳当て、説明書が入っていました。
では本体の方を見ていきましょう。本体は塩化ビニルのシートに入っていたので、そちらを取った状態にしました。新品の商品のにおいがします。今まで使っていたSシリーズのウォークマンと比較すると、音楽プレーヤーというよりやっぱりスマートフォンに近いデザインですね。
本体裏側です。NFCマークが見えますね。他のBluetoothオーディオ機器と機器登録(ペアリング)を行うために使われるそうですが、私は有線でしか使わないので今回は恩恵を受けることができなさそうです。
こちらは下部です。左からイヤホンジャック、USBケーブル接続用ポート(WM-PORT)、ストラップ取り付け金具があります。
こちらは本体正面から見て右側にある操作パネルです。左から、操作をロックするためのHOLDスライドスイッチ(→にするとHOLD)、早戻し/曲戻しボタン、再生/一時停止ボタン、早送り/曲送りボタン、ボリューム、電源ボタン、になります。
あとこのWarkmanはmicroSDカードに対応しています。
一般的なスマートフォンと同様に横にあるカバーを引っ張って、内部にあるmicroSDカードスロットにmicroSDカードを差し込むだけで使えるっぽいです。
今回購入したWarkmanは16GBで、一番容量の少ないものでしたが、足りない場合はmicroSDカードを買えば問題なさそうですね。※私の場合は4GBですら持て余していたので絶対に不要ですね。
シリコンケース&保護シート
先に述べたように、今回は「シリコンケース&保護シート」も購入しました。こちらの商品も見ていきましょう。
名前の通りシリコンケースと液晶を保護するためのシートが入っています。丸裸で使うと本体がボロボロになってしまうことがあるので、シリコンケースと保護シートは毎回買うようにしています。
では保護シートを張り付けていこうと思います。気泡が入らないようにあらかじめ画面上のホコリは取り除いておきます。
液晶保護シート貼り付けました。珍しくめっちゃ綺麗に貼れた!保護シートは光沢のあるもので、比較的薄めのシートでした。表面はなめらかなので、Walkmanを操作する際に指が引っかかること無くすんなり操作できそうです。
保護シートを張り付けたらあとはWalkmanをシリコンケースに入れるだけです。入れ方は液晶が表示される開口部分から入れていけばすんなり入ります。イヤホンジャックなどがある下の部分からスライドさせて入れるのは難しそうでした。
大きさ比較
他の音楽プレイヤーと大きさを比較してみます。
今まで購入してきたWalkmanたちとの比較。あとプラス何台かあったはずなのですが、どっかいきました…今回購入したNW-A55HNは今までのSシリーズよりだいぶ大きい印象があったのですが、こうやって比較するとひとまわり大きいくらいですね。
ちなみに左から「NW-A55HN(2018)」「NW-S13(2014)」「NW-S754(2010)」「NW-E083(2013)」になります。
iPod touch(第6世代 2015)との大きさ比較。サイズ感でいうと、Xperiaをそのままコンパクトにした印象を受けました。何と言うか、触った時の直感としては「Xperia Z5 Compact SO-02H」を持った初めて持った時と同じような感覚を覚えました。
重さ比較
今回のWarkmanは私が持っている他の音楽プレイヤーと比べると少し重い印象がありました。重さについての情報はネットで調べればすぐ出てくると思いますが、せっかくなので実測してみました。
NW-E083(2013):45g
NW-S754(2010):54g
NW-S13(2014):60g※シリコンケースを含む
iPod touch(第6世代 2015):88g
NW-A55HNは100gでした。カタログでは99gなのでおおよそあっていますね(保護シート分の誤差かな?)。NW-E083(2013)の倍くらいの重さですね。ただデザインのおかげか、あまり重たいという感じはしません。むしろ重厚感があり高級感がある印象を受けました。
起動・操作
では電源を入れていこうと思います。電源を入れるには右上にある電源ボタンを長押しすれば起動します。AndroidのようにOSが立ち上がるまでしばし待ちます。
ローディング中にも画面上で線が流れる画像が再生されていますが、なめらかに動いています。液晶のサイズは3.1 インチで、解像度は800×480だそうです。
最近のスマートフォンは4Kの液晶を使っていたりするため、そちらと比べると少し見劣りするのかも知れませんが、音楽プレイヤーの操作画面としては申し分ないスペックかと思います。
※私が10年くらい前に使っていたガラケー(H001)の液晶が3.1インチの480×854だったので、それに近いかも知れません。
初回起動なので、日付けを聞かれます。いわれるがままポチポチと入力していきます。
メイン画面が立ち上がりました!初回なので、操作方法などの指示が出ています。さっきまで液晶の解像度の話ばかりしましたが、結構液晶の発色がよさそうなので、周りが明るい場所でも問題なく操作できそうです。
見た目の違いはあれど、イコライザ設定なども今まで使っていたWalkmanと同じように設定することができます(当たり前かw)。色々いじってみて自分の好みを探してみようと思います。
ではイヤホンを見ていきましょう。
左が新しいWalkmanのイヤホン(IER-NW500N)。右が以前まで使っていたイヤホン(MDR-NWNC31)です。どちらもSONYの純正イヤホンで、ノイズキャンセリング機能が入っています。新しい方はハイレゾ対応しており、奇抜な円柱状のデザインになっています。
では早速本体に音楽を入れていこうと思います!と言ってもハイレゾ音源がないので、通常の楽曲を入れていこうと思います。
PC(Windows10)にUSBを接続すると、画像のようにWalkmanの液晶に「USBマスストレージ使用中」と表示されます。
PCで側はWalkmanがUSBフラッシュメモリのようにストレージとして認識されるので、そのままエクスプローラ上でコピペで楽曲を入れていこうと思います。MUSICというフォルダがあったので、そちらにねじこみました。
今まで使っていたSシリーズでは「x-アプリ」を使って楽曲を転送していたのですが、今は「Music Center for PC」という物が主流みたいですね。今後使ってみようと思います。
今まで使っていたWarkman(NW-S13)と同じ曲を入れてみました(何年間同じ曲を聴いているんだw)。画像の通り、CDジャケットが表示される領域と、操作パネルが表示される領域がだいたい同じ位置とサイズになるようになっています。
メニュー画面のイメージです。今までSシリーズのWarkmanを使っていた私には見慣れた画面です。良くも悪くもSONYっぽいですね。慣れれば難なく使えますが、iPhoneユーザーの方は直感的な操作ができないので使い辛いかもしれません。
1週間くらい使った印象・感想
購入してから1週間くらい経過しましたので、使ってみた感想を書こうと思います!
大きさについて
大きさに関しては、今までの使っていたSシリーズと同様に、大して気になることはありませんでした。ただ今は冬なのでコートなど厚着しているから気にならないのであり、夏場に薄着のポケットに入れていたら存在感は結構あるかもしれません。
操作感について
操作感が良い意味で当初イメージしていたものと違いました。買う前は、基本操作はすべてタッチパネルで行うような印象を勝手に持っていましたが、実際は右側にある物理ボタンだけで最低限の操作が行えました(以前Android+YAMAHA mysoundアプリで音楽を聴いていたことがあり、今回のWarkmanもそんな感じなのかと思っていました)。これは私としてはとても大きかったです。タッチパネルでの操作ではいちいちポケットからWarkman本体を取り出して画面を操作しなくてはなりませんが、ポケットに手を突っ込んで親指だけで操作できるのはとても楽です。ボタンの配置や大きさもちょうどよく、誤操作もほとんど発生しないので非常に良いです。
ただ、スマートフォンのように操作することを求めている人には向いていないかと思います。というのも、スマートフォンの音楽アプリケーションであれば左右に画面をスワイプすることで次の曲や前の曲を選べるかと思うのですが、こちらのWarkmanでは左右にスワイプしても再生リスト<->再生画面<->メニュー画面を行き来するだけという謎仕様です。
操作感に関しては人によって好みや運用の違いがあると思うので、人によりけりだと思いますが、私の使用目的にはぴったりマッチしていました。
バッテリー
バッテリーが非常に長持ちしています。最初にPCで少し充電しただけで、今現在まだバッテリー残量は3/4です。一日に音楽を聞いている時間が1時間くらいなので、まだ評価するには早いですが、長時間運用にも耐えてくれそうな予感がします。
バッテリーの容量が大きい事もあるかも知れませんが、私の使い方では液晶画面をほとんど表示させなくて済むのが大きいかも知れません。今まで使っていたSシリーズでは物理ボタンを押すとその都度画面が表示されていましたが、NW-A55HNは電源ボタンを押さない限り液晶が表示されないので、無駄な消費電力が抑えられています。こういう部分もバッテリーを長持ちさせる要因になっているのではと思います。
試していないのですが、Bluetoothの無線イヤホンなどを使うと消費電力が上がってしまうかも知れません。あとハイレゾ音源の曲を再生した場合なども消費電力が変わるかも知れません。
音質について
好みの問題が大きいので、何とも言えませんが、今までのSシリーズより悪くなったということはありませんでした。
また現在手元にある曲がハイレゾ音源ではないので、一番良い環境で聞けていません。ハイレゾ音源の曲を買ったらまた追記したいと思います。
そのた・気になったことなど
多分なのですが、このWarkmanは動画再生ができません(違ってたらごめんなさい)。今まで使っていたSシリーズでも動画を圧縮すれば再生させる事ができたので、てっきりこちらも動画再生に対応しているのかと思ったのですが、そのような項目は見つけられませんでした。動画を見ることがないので問題はないのですがちょっと意外でした。あと少し気になったのは曲送りや一時停止などの動作が少しもたつく印象を受けました。1~2秒くらいかかります。私はあまり数多くの楽曲を聞かないので問題ないのですが、多くの曲を次から次へと送りたい場合はストレスになるかも知れません。
総評
今までSシリーズのWalkmanを使っていて、現在販売されているSシリーズに不満がある方には良い商品かと思います。ただ、ハイレゾ対応イヤホン付きの物を買うと3万円近い金額になってしまい、Sシリーズの倍の値段になってしまうため躊躇される方が結構いるかと思います。なのでそういう方は、ハイレゾの機能は無視して本体のみと今まで使っていたSシリーズのイヤホンでの組み合わせで使うというのはありかなと思いました(ちなみに設定画面でイヤホンの選択ができます。今まで使っていたイヤホン「MDR-NWNC31」を取り付けて、Warkmanの設定画面で「設定」→「ヘッドホン」→「MDR-NWNC31/MDR-NWNC33」にすればSシリーズと同じような音質にすることができました)。
Amazonの評価は色々分かれているようですが、個人的には大満足している商品です。まだ試せていない機能などがあるので、今後色々と試してみたいと思います。
さいごに
久しぶりにWalkmanを買ってテンションが上がったのでブログにレビューを書いてみましたが、思いのほか時間がかかってしまいました(汗)。
もう少し適当に記事を書くようにしないとダメですね(笑)。
今日はWarkmanの紹介でした!別の記事もちゃんと更新する予定ですので適当に見てやってください!今日はこの辺で!ではでは~